>  > ビニール袋の中に入らないと飛行機に乗れない宗教

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画像は、imgurより

 去る4月11日、イギリスのニュースサイト「HUFF POST」によると、画像投稿サイト「imgur」に、まるで『ツインピークス』の冒頭に登場する美少女の遺体のように、ビニール袋に全身を包んだ状態で、飛行機の席に座る男性の写真が「imgur」に掲載されたそうだ。

 この写真には、「女性客と同じ飛行機に乗らなければならぬ、ユダヤ教超正統派信者の苦肉の策」というタイトルがつけられていたが、アメリカ版2ちゃんねること「レディット」で、

「この男性はコーヘンだ。古代イスラエル時代の世襲の司祭、コーヘンの子孫である彼らは、死体に近づくと『不浄になる』ため、墓場に近づくことさえも厳禁されている。はるか上空であっても、墓場の上を通過するのも"近づいた"ことになるため、結界となるビニール袋に入っているんだ」

 ……と、解説する書き込みが入ると、スレは一気に盛り上がり、男性は正統派ユダヤ教信者ではなく、「コーヘン」だったことが判明。女性対策ではなく、死人・墓場対策だったこともわかった。この一件に関して、宗教上の規律とはいえ、あまりにも不気味すぎると、ネット上で論議を醸している。

コーヘンに対する厳しすぎる規律

 コーヘンは、ユダヤ教最初の祭司長「アロン」の血を受け継ぐ男系子孫であり、幼い頃から「神に仕える選ばれた特別な者」として育てられる。義務律248戒と禁止律365戒からなる「613の戒律」を守り生活している彼らは、何よりも不浄になることを恐れており、最も不浄のものとされる"魂の抜けた死体"には、絶対に近づくことはしない。規律では、遺体が安置されている建物、墓場や葬儀場だけでなく、病院や人間の骨などが展示されている博物館、遺体を移送する飛行機にも乗ってはいけないと、固く決められているとのこと。

 両親、子ども、妻、父方の兄弟、父方の未婚の姉妹の葬儀のみ出席可能で、一瞬だけ不浄になることが許されるが、ほかの者の死体が埋葬されている墓場に行くことは禁じられている。死体の下も上も通ってはならないため、一昔前まで、コーヘンは、飛行機に乗りたくても乗れなかった。そんな問題を解決したのが、ビニール袋だったのである。

「レディット」には、「ビニール袋が結界だなんて、ジョークだろう?」という書き込みもあったが、これを定めたのは由緒正しきラビ(指導者のこと)。イスラエル紙『ハアレツ』によると、イスラエルのリトアニア超正統派コミュニティのリーダーで、宗教的指導者のヨーセーフ・シャーローム・エリアシブが、「厚手のビニール袋に身を包めば、飛行機で墓場の上を通過するのを許される」と言い出したそうだ。なお、ビニール袋には、前もって呼吸用の小さな穴が開けられているものと見られているが、結界的にはOKなようだ。

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1:匿名2015年3月 9日 14:00 | 返信

阿呆らし。くだらなすぎる戒律。

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