>  >  > パプアニューギニアの悲惨な魔女狩りの実態

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アフリカの闇

 2013年2月8日にアメリカのニュースサイト「DAILY NEWS」に掲載された報道によると、2月6日、赤道の南、オーストラリア大陸の北に位置するパプアニューギニアで、2人の幼い子供を持つ20歳になる若い女性が、焼けた鉄の棒で拷問された挙げ句、生きたまま焼き殺されるという事件が発生したそうだ。

 この残虐な殺人事件は、子供たちを含む何百人もの村人が見物する中で遂行されたが、誰一人として助ける者はおらず、それどころか、女性が苦しみながら死ぬ様子をカメラで淡々と撮影していたという。

警官は現場近くにおり、事件を把握していていたが、村人たちにすごまれ、助けることができなかったそうだ。警官と救急隊員が、やっと現場に通してもらえたとき、すでに女性は息絶えていた。

 このうえなく惨い死を迎えたこの被害者の名前は、ケパリ・レニアータ。事件の前日に、地元の病院で亡くなった6歳の少年に対して、「死ぬよう、呪いをかけた魔女」という疑いがかけられた、3人の女性のうちの一人だった。亡くなった少年の親族がケパリに拷問を行ったところ、彼女が罪を認めたので、「衣服を剥ぎ取り、手足を縛り、ゴミが山積みになっているゴミ捨て場の上に押し倒し、ガソリンを大量にまいて、火をつけ焼き殺した」のだそうだ。彼らは罪悪感を一切感じておらず、村人たちも、魔女が殺されるのは当然の報いだと受け止めていると報じられた。

■パプアニューギニアでなくならない魔女狩り

 魔術を「国の文化」とし、日常的に黒魔術、白魔術が行われているパプアニューギニアでは、今回のような魔女狩り・リンチ殺人事件が非常に多く発生している。黒魔術をかけた者を裁く法律まであるほど。一部のメディアではリンチ殺害されることはまれだと報じているが、裁判所に持ち込まれるのは、全ケースの1%以下。99%以上が、今回のようにリンチされているのだという。国連やアムネスティ・インターナショナルは、この魔女狩りを問題視しているのだが、パプアニューギニアの法執行者や政治家は、「恨まれるのではないか」「黒魔術をかけられるのではないか」と怖がり、厳しく取り締まれないでいる。

 そして2009年5月、今回と同じような事件がコゲ村で発生していた。2人の女性が、家から引きずり出され、木に吊るされ、ブッシュナイフで数時間にわたる拷問を受けて殺されたのだ。

 拷問、殺人の音頭を執ったのは、村のリーダーで、「黒魔術で男を殺した」のが理由だと主張。「村民を守るため、これ以上、2人が呪いで人を殺さないようにするため」と説明した。女性たちの親族30人も村から追放され、現在はスラムに住んでいるとのこと。なお、殺されたという男性だが、女性たちとは無関係な場所で、交通事故死したと伝えられている。

コメント

2:匿名2017年8月 2日 16:48 | 返信

教育って大事ね

1:匿名2015年7月23日 04:14 | 返信

非科学的。時代遅れ。

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