ブッ壊れすぎだけど、そこがいい!?

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封印映像

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――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

 1964年に女優デビューし、『網走番外地』シリーズ(東映)、『男はつらいよ』シリーズ(松竹)など、実に多くの人気作品でマドンナを演じた大原麗子。

 個人的には、テレビドラマ『雑居時代』(73~74年・日本テレビ系)で、居候の主人公(石立鉄男)と言い争いをしながらも、徐々に惹かれ合っていく夏代役に、たまらなく胸キュンしたものだ。

 また80年代には、「少し愛して、長~く愛して」の名台詞で知られるサントリーレッドのCM(演出・市川崑)に、心をときめかせたお父さん世代も多いことだろう。

 そんな昭和を代表する大女優・大原麗子だが、『雑居時代』放送終了後に発症したギラン・バレー症候群で長い闘病生活を経たのち、2009年8月6日に自宅で孤独死(死因は、不整脈による脳内出血)……と、その末路はショッキングなものだった。


■大原麗子出演作品のタイトルが壮観!

 さて、ホームドラマでお茶の間の好感度を得る以前の彼女が、銀幕の上でさまざまな汚れ役をこなしていたことは、巷間であまり語られることはない。

 劇場作品デビューした1965年の出演作品を最初から順番に並べると、『いろ』『ダニ』『かも』(笑)。何となくその内容が計り知れるが、さらに『夜の悪女』『夜の牝犬』『女犯破壊』『非行少女ヨーコ』『赤い夜光虫』と、ビッチなタイトルの作品に連続して出演。そして経験を積んで頭角を現した大原麗子が、ついに手中に収めた初主演作品が『マル秘 トルコ風呂』だった。

■封印映画『マル秘 トルコ風呂』のあらすじを開封

 19歳の卵子(大原麗子)は、東北の温泉町で団体客相手の芸妓(げいぎ。要は売春婦)をしていたが、ある日、気持ちよくしすぎて客を腹上死させてしまう。

 町を去った卵子は上京し、トルコ風呂を経営している高利貸しのナミと知り合う。

 だが彼女はレズで、卵子は関係を結ばれ、ナミの前夫・西条達(全盛期の梅宮辰夫)にもヤラれ、挙句の果てに乱交パーティー要員にされてしまう(嗚呼、麗子さま!)。

 だがナミは、卵子を西条に渡すまいと豪邸に監禁し、レズ三昧の日々。これに西条は怒り心頭! 「ナミのトルコは違法売春させている!」と警察にタレこむ。

 そんな2人に挟まれ面倒臭くなった卵子。ここで彼女に恋愛感情を持つナミの秘書・高原が、逃亡の手助けをする。しかも高原は、ナミから1億円を盗んでいた。卵子は高原が不能であることを知り、男の機能を甦えらそうと一所懸命にがんばる(手コキ? お口? 詳細不明!)。

 だが幼い頃に母親が男と駆け落ちし、引き取って育ててくれたオッサンの息子(淳)が小児麻痺であることを思い出し、高原の金を奪って郷里へと向かう。しかし帰郷してみると、すでに淳は亡き者になっていた。茫然自失の卵子……。

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