>  > マイアミの人食いハンニバル事件

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 5月26日、フロリダ州マイアミの高速脇の歩道で、炎天下の中、全裸の男が生きた男性の顔を食べるという、身の毛もよだつような恐ろしい猟奇的事件が発生した。警告しても、射撃しても、うなりながら人肉を食べ続けた男を、警察は最終的に射殺。加害者はルディ・ユージンというハイチ人で、奇行の原因は、新種のLSDか、脱法ドラッグのバスソストの過剰摂取だろうと伝えられている。しかし、ルディを愛した交際相手は「これはブードゥーの呪い」だと断言。敬虔なクリスチャンだった彼をゾンビにしたのは、恐ろしいブードゥー教の呪いなのだと主張している。

 マイアミの人食いハンニバルと呼ばれ、世界中を震撼させたルディ。なぜ、全裸になり、ホームレスの男性の服を脱がせた上で顔をむさぼり食べたのか? 謎多き事件であり、発生から1週間以上経った今なお、大きな注目を集めている。

 犯人は、どんなに恐ろしい男なのかと思いきや、ルディはどこにでもいるような、ごく普通の男性だったとのこと。洗車の仕事をしながらお金を貯め、いつか自分の店を持ちたいと夢みるような男だったという。そんなルディと同棲していた女性が、地元紙「マイアミ・ヘラルド」の取材に応じ、彼がゾンビになったのは、薬物ではなくブードゥー教の呪いなのだと語った。

 2007年にルディにナンパされて付き合うようになったという彼女は、「彼は神を慕い愛していた。聖書を熟読しており、聖書の教えを伝えてくれる、そんな宗教心のある人だった」「ソファやベッドで私に寄り添い、聖書を読んでくれたわ」「どこへ行くにも聖書を持っていった」と証言。ルディが人の顔を食べるという奇行に走ったのは、「ブードゥーの呪い。呪いをかけられたに違いない」「私は(ハイチ人ではないから)これまでブードゥーなんて信じていなかったけれど……でも、それ以外、説明がつかないわ」と強い口調で述べた。

 ブードゥー教は、ハイチを中心に信仰されている民間信仰。奴隷貿易でカリブ海地域へ強制連行された後、逃亡した南アフリカ人が発展させた信仰である。動物の生贄を捧げたり、神が乗り移る儀式などを行い、呪いの人形を使って人を殺すこともできると伝えられている。ゾンビ伝説の元となったのもブードゥー教であり、ルディの彼女が、「誰かが、彼にブードゥーの呪いをかけたのでは」と思い込むのも理解できなくはない。彼女は、地元テレビ局「CBS4-TV」の取材にも、「人食いをしていた時、ルディの魂はもう抜けていた。身体はルディだったけれど、中身は違った」と述べ、ブードゥー教の呪いに違いないと確信しきっているようである。

 事件当日の朝、ルディは早朝5時半に、「ダチと会ってくる」と言い、寝ている彼女に「愛しているよ」と口づけをして家を出たとのこと。1時間後、ルディは「車がエンストを起こした」と彼女に電話をし、「家に戻るけど、ちょっと遅くなる。またすぐに電話かけるから」と言って切った後、連絡が途絶えたため、彼女はとても心配していたという。「繰り返し彼の携帯電話にかけたし、思い当たるところは車で回った」「人食いのニュースを聞いた後も、彼の安否が心配で探し続けた」と語っている。

 そんな彼女が事件のことを知ったのは、28日の朝だった。ルディの家族から彼が亡くなったこと、マイアミの人食いハンニバルはルディだったという連絡を受け、失神しそうなくらい悲しみ驚いたと告白している。「ルディはマリファナをよく吸っていたけど、最近は『やめようかな』と言っていたし、マリファナよりも強い薬物には決して手を出さなかった。弱めの頭痛薬とか、市販の薬を飲むのも断るような人だったの。とてもスイートで、礼儀正しい人だったのよ」と証言した。

 なお、ルディは被害者を食べる数時間前、サウスビーチを歩いていたと報告されている。これについて、彼女は「おかしい」とコメント。この時、サウスビーチではアーバン・ビーチ・ウィークというヒップ・ホップ系のイベントが開催されており、大勢の警察官が目を光らせていた。ルディはこれを知っており、「オレはマリファナで逮捕されたことがあるし、警察官が集まるサウスビーチには行かないほうがいいよな。また逮捕されちまう」と言っていたというのだ。彼女は、「避けていたサウスビーチにわざわざ行くだなんて、説明がつかない」とし、この時、すでに呪いがかかっていたに違いないと示唆した。

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