>  >  > 唇の中を移動するミミズ、その時男は……!? 

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画像は、男の唇にいた寄生虫の一種「Medical Daily」より

 専門家の言うことを鵜呑みにすると、真実にはたどり着かない……。そんな教訓を寄生虫から教わったという、男がいる。

 その男とは、米国ウィリアム・アンド・メアリー大学において生物学の教壇に立っている、ジョナサン D. アレン博士(36)だ。

 彼は最近、学会誌『Journal of Tropical Medicine』上にて、自分の頬に寄生虫が感染した際の状況を詳しく記した論文を発表し話題となっているのだ。この論文には、寄生虫がアレン博士の頬から唇にかけて感染し、そこからつまみ出されるまでの数カ月間にわたる状況を詳細に記述している。

 アレン博士が初めて口腔内に異変を感じたのは去年の12月のこと。

 教壇に立っている最中に、突然、口の中の粘膜に不思議な違和感を覚えたのだという。

 彼によると「始めの3カ月は、喉の奥のほう(舌が届く範囲)に違和感があったが、それがだんだん唇のほうへと移動してきて、指で触れられるようになり、やっとそこに何かがいることに気づいた」らしい。

 疑問に思った博士は、周りの人たちに自分の違和感について相談したが、不幸にもアレン博士が助けを求めた専門家たちは誰も役に立たなかった。

 さらに、かかりつけの歯科医に紹介された口腔外科医に診てもらっても「何も異常は見られない」と言われるだけ。変色した部分を指して、何かいるのではないか? と尋ねても「私は毎日患者さんの口の中を見ているんですから」と言って取り合ってもらえなかったという。

 そんなことがあった次の日の朝、アレン博士は自らの体内にあるこの異物を、自分自身の手で取り出すことをついに決意する。

 手術用のピンセットを用いて、唇の裏の粘膜を慎重に削りながらつまみ出したもの、それはなんと約1インチ(2.54cm)のミミズ状の寄生虫だったのだ。体内から引き出された後、その寄生虫はもがきながらとぐろを巻いてしまったという。

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