>  > 地球から“ドアノブ”が消える!?

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撮影:ajari「Flickr」より

 11月20日にアメリカのウェブサイト「POPULAR SCIENCE」が掲載した記事によると、カナダのバンクーバー市は、来年3月以降に新築される家屋に「ドアノブと蛇口」を設置することを禁止し、代わりに「レバーハンドル式のドアや蛇口の取り付け」を義務化することが決定したという。

 ではなぜ、バンクーバーがドアノブや蛇口を禁止したのかとうと、これらは、握力の弱い高齢者や身体の不自由な人々にとって、とても扱いづらいものだからだそう。高齢化社会が問題となっているのは日本だけではなかったのだ。

■高齢化社会に向けて動き出す建築業界

 近年、日本でも「バリアフリー」という言葉が広く使われているが、これは正確には建物の段差についてのみを指し示す言葉で、今回のような設備に関するものは「アクセシビリティ」や「ユニバーサルデザイン」というのだという。

 オフィスチェアやパソコンのキーボードなどの宣伝文句に「ユニバーサルデザイン」と書いてあると、単純に格好いいというイメージを持つ人も多いと思うが、もともとは、今回のレバーハンドルのように、さまざまな人々が使いやすいように考えられたデザインのことを指しているのだ。

 さて、日本では、一般に浸透した「バリアフリー」という言葉と共に、床の段差やレバーハンドルが流行のように取り入れられ、気がつけば新築物件におけるドアノブが減ってきているという現状がある。バンクーバーのように法律で定められているわけではないが、気がつけば日本からそして、世界中からドアノブが消えていた……ということもあるかもしれない。

 家にドアノブがある人は、今のうちに大切に保管しておいたほうがいいだろう。数年後には骨董品として価値が高まっている可能性も……? 
(文=カトウコト)

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