>  > 視聴率にTV局が翻弄される理由は?

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 ここ数日、「視聴率」という言葉がメディアに多く登場している。

 その火付け役となったのは、『夫のカノジョ』(TBS)だ。同作が第1話、第2話と4%台という驚きの低視聴率を記録してしまい、それがYahoo!トップニュースになる。なんとか上向かせようと、出演者たちが必死にドラマのアピールをするものの実らず、第5話では3%という“今世紀民放連続ドラマ最低記録”を出してしまった。

 こういった報道を受け、主演である川口春奈は「視聴率、視聴率、、今はすべてが数字で判断される時代なのかな^^? 悲しいな…」とつぶやいた。

 確かに、視聴率は万能ではなく、本来は一つの指標である。

 というのも、視聴率は、標本数は関東、関西、名古屋の3地区で各600、その他8地区で各200しかなく、そこから統計学的に数値化している。つまり、TV保持者全員を把握している訳ではなく、必ずしも正確とはいえない。松本清張がそれをテーマに『渦』という小説を書き上げたように、算出される数字に懐疑的な人たちも多い。

 そんな視聴率を算出しているビデオリサーチ社が、新たにツイッターと連動し、番組ごとのキーワードがツイッターでどれだけつぶやかれたかを集計する。テレビの楽しみ方が多様化するなか、視聴率では計りきれない反響を把握する狙いだ。

 この手法は、『ワイドナショー』(フジテレビ)でも取り上げられ、「色々な方法があって良い」と松本人志は賛同する一方で、「視聴率を持ってない僕が言うと負け犬の遠吠えですけど。もっと、突っ込んだ評価の仕方があっても良い」とも付け加える。

 東野幸治も「視聴率はTVがついている時間を集計する訳ですけど、“何となくTVをつけている10%”と“真剣にTVを見ている10%”では、後者の方が、スポンサーの広告がしっかりと伝わる」と、視聴率だけでスポンサーへの貢献度を計るのは如何なものかと議論を投げかける。識者や多くのタレントが、「万能ではない」という視聴率が、なぜ、ここまで権威を持っているのか。

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