>  >  > 世界を震撼させた未解決連続殺人事件TOP10【全編】

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【シリアルキラー・猟奇殺人 完全紹介シリーズはコチラ】

 FBIの調査報告書によると、アメリカでは毎年約200人が、シリアルキラー(連続殺人鬼)に命を奪われる。これは、アメリカ全体の殺人被害者数のわずか1%にしか過ぎない。しかし、罪の意識もなにもなく、冷酷に、残酷な手段で次々と人を殺めるシリアルキラーの存在に、人々はこの上なく恐怖を感じるものである。

大量殺人を犯しているシリアルキラーの中には警察に捕まらず、のうのうと暮らしてる人もいる。70年代にアメリカで30人以上を殺害した典型的シリアルキラー、テッド・バンディの、「連続殺人鬼は、そこら中どこにでもいる。我々は、あなた方の息子であり、夫であるのだ」という言葉はあまりにも有名だが、彼が言うと通り、シリアルキラーたちは社会に溶け込み、普通に暮らしているからこそ、捕まえるのが困難なのかもしれない。

今回は、世界で起こった連続(大量)殺人事件の中から、いまなお犯人が捕まっていない「恐怖の未解決連続殺人事件 第10~6位」をご紹介しよう。


■第10位 巨石を繰り返し落とす… ストーンマン連続殺人事件 (インド)

 1989年6月から12月にかけての半年間、インド西ベンガル州のコルカタで13人のホームレスが立て続けに殺害された。被害者は単独行動を好む者ばかりで、皆、一人で就寝中のところを襲われた。凶器は大きな石。犯人は、寝ている被害者の頭めがけて大きな石を繰り返し振り落とし殺したのだった。

 実は、この連続殺人事件が起こる4年前、インド最大の都市マハーラーシュトラ州のムンバイでも同様の連続殺人事件が起きていた。シオンとキングサークルという町で、2年間にわたり、廃品回収をしたり物乞いをして生計をたてていたホームレス12人が、就寝中に頭を大きな石でかち割られ殺されたのだ。石は30キロ以上の重さであったとも報告されており、地元警察は同一犯によるものと断定。1987年に襲われた被害者の一人は幸いにも生き延びたが、真っ暗な中寝ているところを襲われたため、犯人の顔は見ておらず警察は落胆。その後も被害者は出たが、1988年半ばに事件はぴたりと止んだ。

 ムンバイとコルカタの連続殺人事件は、被害者のタイプ、犯行時間、犯行の手口など共通点が多いため、警察はすべて同一人物による犯行の可能性が高いと推測。ムンバイとコルカタのストリートはパニック状態に陥り、警察は必死で捜査を起こった。複数の容疑者が逮捕・拘束されたが、証拠がないため起訴できず。しかし、この警察の動きを懸念してか、1990年に入ると犯行は止んだ。なお、2008年2月にもアッサム州グワーハーティーで6人のホームレスが頭をかち割られ殺されるという事件が発生しているが、こちらはコピーキャットによる犯行が高いと見られている。

インド最大の未解決連続殺人事件として恐れられている「ストーンマン連続殺人事件」。2009年には『The Stoneman Murders』というタイトルでボリウッド映画化されている。


■第9位 タイラノール大量殺人事件 (アメリカ)

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画像は、Wikipediaより

 1982年9月29日、イリノイ州に住む12歳の少女が一般的市販薬「タイレノール」を服用後、急死するという事件が起こった。その直後、「タイレノール」を飲んだ直後に苦しみ出し、病院に救急搬送されていた男性も死亡。男性の葬儀に参列した兄夫婦も、男性が残した「タイレノール」を飲み急死。その後、イリノイ州在住の女性1人とシカゴ在住の女性2人も同じように「タイラノール」を飲んで急死したことが明らかになった。捜査官は何者かが、無差別に大量殺人するために「タイレノール」のカプセルの中に、劇薬であるシアン化物を投入したことをつき止め、「毒が入れられた錠剤が入れられている。絶対に飲まないように」とメディアを通して警告を発した。

「タイレノール」は空腹でも妊婦でも服用できる、鎮痛剤として人気が高く、さらに多くの犠牲者がでるだろうと懸念されたが、販売元のジョンソン・エンド・ジョンソンは、すぐに「絶対に飲まないで下さい」という広告を大々的に出し、迷うことなくリコールを開始。被害を最小限に食い止めることができた。

 警察は、ジョンソン・エンド・ジョンソンに「シアン化物連続殺人事件を終わらせたくば、100万ドルを払え」という手紙を送りつけた男を逮捕したが、事件に結びつけることはできず、無関係と判断。強要罪のみで起訴した。もう一人容疑をかけられた男がいたが、こちらも十分な証拠はなく釈放されている。

 犯人像や動機など、何も全く見えてこない不気味なタイラノール大量殺人事件。1986年には、この事件を真似たエキセドリン殺人事件が起こり全米を震撼させている。


■第8位 「ゲイだから殺された…」レインボー・マニアック連続殺人事件 (ブラジル)

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画像は、事故現場の公園「listvers」より

 2007年7月から2008年8月にかけて、ブラジルのカラピクイバにあるパトリス公園で、ゲイの男性ばかり13人が次々と殺害された。この公園は、"ゲイの待ち合わせ場所"として有名な場所であり、ゲイをターゲットにした犯行であることから、メディアは犯人のことを「レインボー(ゲイを象徴するカラー)・マニアック」と呼んだ。

 被害者の年齢は、20歳から40歳。13人のうち、9人は半裸で両膝をズボンで巻かれ、後頭部を38口径の拳銃で撃ち抜かれた状態で発見された。最後に発見された遺体は全身に殴打された痕があり、12箇所も銃で撃たれていたという。犯人はブラジル人に人気のSNS「オーカット」を利用し、被害者と会う約束をし、殺害した可能性が高いと伝えられ、ゲイ嫌いな者の犯行だとして捜査が行われた。

 当局によると、ブラジルではアンチ・ゲイによるゲイ殺人事件が多く、2007年では122件あったとのこと。メキシコでは35件、アメリカでは25件と報告されているため、ブラジルでの件数はダントツだ。1980年から2006年の間には2680人のゲイがアンチ・ゲイにより「ゲイだから」という理由だけで殺されており、警察はゲイに対して「気をつけて行動するように」と警告した。

 2008年12月、警察はスーパーの警備員をしていた元警官の46歳の男を容疑者として逮捕。目撃者が2人もいるとしたが、十分な証拠はなく、起訴するまでには至らなかった。

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