>  > 【動画】死体を狙う大量の鳥 チベット「鳥葬」という風習

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント1
chibet.jpg

【2ページ目に死者が映っている動画がありますので、くれぐれも閲覧にはお気をつけください】

――30年以上にわたり、スピリチュアル・超常現象研究家の百瀬直也が、今話題の不思議ニュースを独自の目線で紹介する。

 今回は、チベットの「鳥葬」という、日本人にとっては非常に奇異な葬送の風習を紹介する。

 日本では、人が亡くなると墓を作って埋葬するスタイルが一般的なので、世界のほかの国々でも同様だろうと考えてしまいがちだが、実際は違う。世界にはもっとさまざまな死者の送り方があるのだ。

 筆者にはタイ人の妻がいるのだが、タイだけでも日本と異なる部分は多い。タイの場合は、そもそも「墓」というものがあまりない。では、どうするのかというと、大半のタイ仏教徒は火葬した後で、遺骨を川に流すのだ。

 基本的に輪廻転生を信じる仏教徒たちは、魂が去った後の肉体は「抜け殻」のようなものと考え、死体をあまり重視しない傾向にあるから、このような方法になるのだろう。

 その点ではチベットも同様の考え方を持っている。しかし、大きく分けて「塔葬・火葬・水葬・土葬・鳥葬」という5種類の葬送の方法があるところがタイとの違いだ。

 この中で、「塔葬(遺体に塩・香料・薬品などを塗って保存する方法)」はダライ・ラマなど活仏に対して行う特別なもので、もっとも一般的に行われるのは「鳥葬」だ。英語では“Sky burial”と呼ばれ、そのまま訳せば「空葬」となる。


■鳥葬とは? その起源

 鳥葬では、死後の儀式が行われた後、遺体を郊外の荒地へ運び、専門の職人が遺体を解体して断片化し、ハゲワシなどの鳥が食べやすいようにする葬送方法で、魂が去った後の肉体を天へと届けるための手段として行われている。

 チベットで鳥葬が行われるようになった背景としては、岩石や砂礫で覆われた土地が多く、埋葬のために固い岩盤を掘り下げるのが容易でなかったことが挙げられる。また、大きな木がほとんど生えない高地で火葬を行うには薪の確保が困難であるなど、環境的要因が大きいようだ。

 チベットの鳥葬は、元々はチベットの民族宗教形態である「ボン教」の風習だったが、もっと遡れば同じく「火」を崇拝する「ゾロアスター教」の風習がチベットに伝わったという説もある。

 ゾロアスター教は「空気・大地・水」といった自然の構成物を尊び、人間の死体という不浄なものがこれらを穢すことを禁止し、鳥葬によって鳥に死体を与えることが人生最高の功徳としている。それゆえ、ほかの宗教で行われる火葬・土葬といった葬制が扱えないのだ。

 海を隔てた遠い外国で行われる、不思議な葬送――。しかし、実は日本でもチベットの鳥葬に類似した葬送は行われていたことをご存じだろうか。それは「野葬」と呼ばれ、死体を野に放置するというものだ。


■日本でも行われていた!?「野葬」

 貝原益軒が著した『和漢名数大全. 続編』によると、江戸時代前期までは、この「遺体を野に捨て置く」葬送は行われていたそうだ。その結果として、遺体は鳥や獣に食べられていたのだろう。

 しかし、現代の日本で同様のことを行った場合は、刑法190条の死体損壊罪に抵触する可能性もあるなど、あまり見られない光景だ。

 どうだろう。日本人とチベット人は同じ仏教を信仰するが、遺体の扱い方についてはかなりの相違が見られるようだ。

 以下に、チベットで実際に鳥葬が行われている光景を撮影した動画を紹介するが、遺体がリアルに映り込んでいるため、閲覧には十分注意していただきたい。

■百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家。地震前兆研究家。シャーマニズム、古代史、民俗学なども研究。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ『探求三昧』主宰。Twitterは@noya_momose


※次ページは死者の姿が映っていますので、閲覧は自己責任でお願いします

関連キーワード

コメント

1:匿名@cW9AoiDbGQw2FxL2016年3月 5日 13:52 | 返信

鳥に食われるのは原田稔と谷川佳樹だ

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?