>  > 親の恐怖は孫の代まで遺伝する!?

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――30年以上にわたり、スピリチュアル・超常現象研究家の百瀬直也が、今話題の不思議ニュースを独自の目線で紹介する。

身の危険を感じる体験をすると、その「記憶」が子々孫々に遺伝して受け継がれる

 そんな研究結果が、米国エモリー大学の研究チームよりまとめられ、12月1日に英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に掲載された。

 実験は、雄のマウスの脚に電気ショックを与えながら桜の花に似た匂いを嗅がせ、その匂いを嗅ぐと恐怖を感じさせるというもの。電気ショックを何度か繰り返すと、桜の匂いを嗅いだだけで身構えるようになる。

 その後でメスとつがいにして、生まれた子どもにさまざまな匂いを嗅がせた。すると、父親が恐怖を感じた桜の匂いを嗅いだ時だけ、強く怯える仕草を見せた。

 この反応は、孫の世代でも同様に見られた。

 電気ショックを受けた父親と子孫の精子のDNAを比較したところ、両者とも嗅覚を制御する遺伝子に変化した跡が見られたという。もっとも、こうした一致は、親が子に「教育」した結果とも考えられる。その可能性を排除するため、父マウスから精子を採って人工授精で生まれた子の脳を調べたところ、同様の変化が見られた。

 父との接触がまったくない人工授精マウスでも、桜の臭いを嗅ぐという「恐怖体験」が、精子のDNAを介して継承されるという結果になったわけだ。

 マウスに限らず、人間でも「恐怖」に代表される「感情」が遺伝して子孫に伝わるとしたら、現代の科学的常識を覆すことになるが、本当にそうなるかどうかは今後の研究を待たなければならない。

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