>  > 奇妙で不思議な未解決ミステリー事件【前編】

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 この世には、実に多くのミステリーが存在する。謎だらけのミステリーや、幽霊の仕業としか思えないような恐ろしいミステリー、宇宙人が絡んでいるとしか説明がつかないような奇妙で不可思議なミステリーや、意味不明なミステリーなど、説明がつかないミステリーで満ち溢れているのである。

 今回は、そんなミステリー事件簿の中から、「奇妙で不可思議な未解決ミステリー」を5つ、前・後編に分けてご紹介しよう。

■ファントム理髪師ー真夜中の髪の毛泥棒

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画像は、「LISTVERSE」より

 1942年6月、ミシシッピ州パスカグーラで恐ろしくも奇妙な事件が立て続けに発生した。その事件とは、真夜中に、何者かが住宅に侵入し、寝ている住民の髪を切り持ち去るというもの。髪以外は何も盗まず、暴行などの危害は一切加えず、ただ髪を切り持っていく、被害者は若い金髪女性が多いという、不気味な事件だった。

 最初の被害者は、勝利の聖母教会の若い修道女、2人。続いて、親族を訪ねていた6歳の少女がターゲットとなった。少女の家には犯人の足跡が残されており、警察は300ドルの報酬をかけ情報提供を呼びかけ、嗅覚に優れたセント・ヒューバート犬で犯人の足取りを掴もうともした。しかし、手がかりは全くつかめず、いつしか「ファントム理髪師」と呼ばれるようになった犯人は、犯行を重ねていった。

 しかし、ある夜。家に侵入した男から就寝中の夫婦が暴行されるという事件が発生。夫人は歯を折られる大怪我をし、夫も金属製の棒で全身を殴られ重傷を負った。2カ月後、警察は薬剤師をしているウィリアム・A・ドーランという男を殺人未遂の容疑で逮捕。すると、寝ている間に髪の毛を切られるという事件も、収まった。

 警察は、ドーランが、「ファントム理髪師」だと断定したが、本人は「絶対に自分ではない」と否定。裁判官も殺人未遂の容疑のみで彼を裁き、有罪とした。

 未だにドーランは犯人ではなかったとする説も根強く、「ファントム理髪師」は一体誰なのか、何のために髪の毛を切り、その髪で何をしていたのか。そして、なぜ捕まらなかったのか。謎のままとなっている。


■コルク人間ーアンジェロ・ファティコニの肉体の謎

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 20世紀初め、見世物小屋が大繁盛していた頃のこと。アンジェロ・ファティコニという超人的な浮力を持つ男がいた。彼は何時間も水の上に浮き続けることができ、横を向いた姿勢で水に浮きながら熟睡することもできた。足首に9キロの錘をつけられても完全に沈むことはなく、重い砲丸をチェーンで体に巻きつけられた上で麻袋に入れられても平然として8時間もの間浮き続けたという記録が残っている。また、鉛の椅子に縛り付けられた状態でハドソン川を渡ったという信じられないような記録もある。

 人間離れしたアンジェロの体に興味を持ったハーバード大学の医師は、変異した内臓を持つなどという特異体質ではないはずだと断言したものの、驚異的な浮力については解明できなかった。アンジェロは、湖や川、プールで浮力を披露し多くの観客を驚かせた。大勢の研究者やマスコミなどが調査に乗り出たが、トリックは見つからず、彼の超人的な力は本物だと誰もが信じた。

 1931年、アンジェロは、フロリダ州の親戚を訪問中に急死。死ぬ前に浮力の秘密を明かすと公言していたが、それを口にすることなく逝ってしまった。水にぷかぷかと浮く「コルク人間」と呼ばれたアンジェロの体は、今なお大きな謎として語り継がれている。

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