>  >  > 『カゴメ唄』で歌われた「籠の中の鳥」の正体
「ムー」編集長・三上丈晴の【ムー的書籍探訪】 第4回

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三上丈晴

――「世界の謎と不思議に挑戦する」をコンセプトに掲げ、UFOからUMA、都市伝説、陰謀論……と、さまざまな不思議ジャンルの話題で、読者に驚きと感動を与えてきた学研「ムー」。ここでは、そんな「ムー」を操る三上丈晴編集長が厳選した“マストブック”を紹介しながら、世の中の不思議に深く触れていただきたい。

【Tocana Reader's MustBook No.4】
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「ムー」2014年 01月号(学研マーケティング) 

 童謡や童唄には、どこか不思議な響きがある。だれもが知っている歌ながら、どうも意味がよくわからない。大人の事情を巧妙にいい換えているようにも思える一方、あたかも暗号歌のようにも思える。

 とかく日本人は暗号好きだ。和歌の世界がいい例だろう。和歌には掛詞(かけことば)という名の両義語が多数使われる。つまり、表面の意味と裏の意味があり、それらは往々にして、裏の意味に真意が反映されているものだ。

 なかでも、古来、暗号歌ではないかと噂されてきたのが、童唄『カゴメ唄』である。遊戯「かごめかごめ」で知られ、だれしも幼いころに一度は遊んだことがあるだろう。地方によってバージョンはあるものの、スタンダードな唄は、こうだ。

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀がすうべった 後ろの正面、だあれ」

 唄の中心ともいうべき籠の中の鳥とは、いったい何か。一説には遊郭に売られた娘であるともいい、また一説には徳川埋蔵金のことではないかともいわれてきた。夜明けの晩や後ろの正面といった、何かをはぐらかしたような言葉がいっそう、そのイメージを大きく膨らませる。

 しかしながら、これまでの幾多の仮説とは別に、ついに「カゴメ唄」の正体が判明した。なんと、これは神社の暗号唄だったのだ。しかも、その神社というのが、丹後一宮「籠神社」だったのである。籠神社といえば、伊勢神宮の内宮と外宮、両方の元伊勢であり、本伊勢ともいうべき格式ある神社である。

 籠神社の社紋は下り藤だが、裏社紋は六芒星、すなわちカゴメ紋なのだ。「かごめかごめ」はカゴメ紋で、「籠」は籠神社のことだったのである。さらに、籠神社の宮司によれば、鶴と亀にも重要な意味が込められているといい、その謎を追及していくと、伊勢神宮の秘密にも行き着いてしまうのだ。

 では、核心ともいうべき、「籠の中の鳥」とは、いったい何なのか。ここですべてを語ることはできないが、ひとつだけ確かなのは、祭神である。籠神社の祭神が「籠の中の鳥」であり、それをある法則にしたがって分析すると、想像を絶する事実が浮かび上がってくるのだ。

 裏神道の元締め、秘密結社「八咫烏」が語ったという衝撃の予言が今、混迷する日本の未来に一筋の光を投げかける。


●三上丈晴(みかみ・たけはる)
1968年、青森県生まれ。学研「ムー」の5代目編集長。筑波大学を卒業後、学習研究社(現・学研)に入社。「歴史群像」編集部を経て、入社1年目より「ムー」編集部に所属。

●「ムー」
出版社:学研パブリッシング/発売日:毎月9日/税込価格:670〜690円/発行部数:7万部/概要:「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン」として、UFOや超能力、UMA、怪奇現象、オーパーツ、陰謀論など、オカルト全般を追求する情報誌。
公式HP<http://gakken-publishing.jp/mu/

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