>  > ラブジョイ彗星の接近は、不吉な出来事の予兆!?
【教養としての神秘主義 第2回】

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 本や雑誌、インターネット、そしてSNSによって膨大に情報が飛び交う現代社会において、その情報の真偽をチェックする判断力は重要だ。しかし、ウソかホントかばかり気にしていては「ケツの穴が小さいヤツだ」「細けえことはいいんだよ」などの誹りは免れない。むしろ、真実よりも甘く、大事なウソを楽しめてこそ、余裕がある大人として認められるのではないだろうか。本連載「教養としての神秘主義」では、そんな大人のためのミステリー情報をお伝えしていく――。


教養としての神秘主義 第2回
彗星

 最近、近所のコンビニで会計を済した際に、レジ脇に「アイソン彗星を観測しよう!」と書かれたポップが貼られ、星図や望遠鏡などの彗星観測グッズが売られているのに気づいたときは「最近のコンビニはなんでも商売にしたがるのだな……」と驚いた。

 天文系のイベント・グッズのコンビニ販売は、2012年の金環日食でも目立っていたが、今回のアイソン彗星の場合は「満月と同じぐらい明るく見える」という予測があっただけに、突然の消滅はガッカリ感が募るニュースとして記憶に残りそうだ。


■彗星の種類

 そもそも、彗星とはなんなのか。教科書的に説明すれば、これは太陽を焦点のひとつとして、太陽系を周期的にまわっている天体のひとつだ。かの「BUMP OF CHICKEN」によるヒットソング「天体観測」で歌われる「箒星(ほうきぼし)」も彗星のことで、「核」と呼ばれる本体から、太陽に近づくについれて放出が大きくなっていくガスや塵が箒のように観測されることからこの名がつけられた。また、彗星の中でもイギリスの天文学者、エドモンド・ハレーの名を冠した「ハレー彗星」(約76年に一度地球に太陽に接近し見頃となる)の存在は有名だろう。


■彗星は、世界を滅亡させる?

 しかし、夜空に浮かぶ奇妙な形をした彗星の光は、美しい天文ショーとしてばかり有名になったわけではない。特に、ハレー彗星に関しては1910年に太陽に接近した歳の珍事はよく知られているだろう。当時、「彗星の核から放出されるガスには有毒物質が含まれており、その有毒ガスが地球の大気中に混じることで地球上のあらゆる生命が絶滅するのではないか」という噂が広まっていた。このことからタイヤのチューブを買い求め、その内部の空気を吸って難を逃れようとする人や、世界の滅亡を悲観して自殺する者もいたと言う。

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