映画『ゴッドファーザー』が原因で実際に起きた暗殺事件!
マフィア映画の金字塔『ゴッドファーザー』3部作。イタリア系移民のマフィアファミリーの絆と抗争劇を描いていたこの名作の陰には、実在したあるマフィアのドンの介入があり、その後、彼の人生は映画さながらの結末を迎えていたと、「Listverse」が伝えている。
画像は、ジョー・コロンボWikipediaより
1960年代初頭に実在したニューヨークマフィアのドン、ジョー・コロンボ。父親は、当時ニューヨーク・マフィアのトップであったアナスタシア・ファミリーのメンバーだったが、ファミリーの女を寝取ったことで、性器を切り取って口に入れられるなどされ、殺されている。
そんな父を持つジョー・コロンボであったが、先任のドンたちとは異なり、彼はマスコミに対してオープンな性格で目立ちたがり屋だったという。コロンボはイタリア系アメリカ人公民権同盟を組織し、さらにこれを利用して映画『ゴッドファーザー』の製作に抗議するなど、影響力を行使しようとした。映画の大部分が撮影されたリトル・イタリー(ニューヨーク・マンハッタンにあるイタリア系住民が多く住む地区)の人々の反感を買うことを恐れ、『ゴッドファーザー』の脚本から“マフィア”という言葉を削除することに成功する。
しかし、コロンボが残すことのできた功績はここまでだった。公の場で饒舌なコロンボによって、マフィアのビジネスに必要以上の注目が集まることを懸念していたほかのドンたちは、これ以上コロンボを放置しておくわけにはいかなくなる。
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