>  > ベビーシッターの幼児殺害事件の背景には…

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※イメージ画像:Thinkstockより

――米・法律事務所に勤務し、アメリカと深い関わりを持つ謎の日本人「A•C」が、日本とアメリカの生活や取り巻く環境などの相違点を独自の切り口でお伝えする!

 先日横浜市内で発生した、インターネットで知り合ったベビーシッターに預けた幼児が、遺体になり見つかった事件――日本では大々的に報じられている。アメリカは日本よりも出生率が高く、当然ながら日本よりベビーシッターの需要も供給も高い。アメリカではベビーシッター、チャイルドケア、またはインターネット上での出会いに潜む凶悪犯罪や問題などは、どのように報じられ受け止められているのだろうか。

 2012年10月、ニューヨーク市内でも1、2を争う高級住宅地のアッパー・ウェスト・サイドのマンションの一室で、ベビーシッターが世話していた二人の子供を刺殺した。ベビーシッターの名前は、ジョージーことジョセリン・オルテガ。彼女はその後、浴室で自らを刺し、自殺を図っている。だが、ジョージーは一命を取り留め、殺人罪に問われ逮捕された。当初、彼女の弁護士は責任能力がないとして無罪を主張していた。だが、昨年責任能力があると判断され、裁判が行われている。有罪と確定すれば、終身刑を言い渡される可能性もあるだろう。

 この事件はメディアでも大きく報道された。なぜならば、殺された子供たちの父親は、大手ネットワーク•テレビ会社のNBC傘下であるCNBCの重役だったのだ。資産家が住むことで知られ、ニューヨークの美術館が立ち並ぶマンション一角で犯罪が発生し、被害者はかわいい盛りの2人の子供たち。まさに、絵に描いたような上流階級家庭に起こった悲劇だった。

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