>  > 被害総額480億! 詐欺大国ニッポン

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「皆様が東京で何かを失くしたならば、ほぼ確実にそれは戻ってきます。たとえ現金でも。実際に昨年、現金3000万ドル以上が、落し物として東京の警察署に届けられました。世界を旅する7万5,000人の旅行者を対象とした調査によると、東京は世界で最も安全な都市です」

 2020年五輪開催地を決める総会での滝川クリステルのプレゼンが物語っているように、日本は世界で最も安全な国である。

 その一方で、日本は詐欺大国でもあり、その被害総額はなんと480億円に上り、特に去年は一昨年の3割増。年々被害が増えていると言われている。

 そんな実態をあぶりだそうと、芸能人をターゲットにした『実録アナタはこうしてダマされる 最凶サギの手口総ざらい 芸能人がサギに遭遇15連発』(TBS)が26日に放送された。

 芸能人家庭に仕掛けた詐欺は『代引き詐欺』。

 詐欺師は、本物の宅配業者になりすまし、自宅に行く。受け取りに出てきた本人ではなく、不在のパートナー宛への代引きの宅配便と偽り、現金を騙し取るというもので、「詐欺を仕掛ける相手と対面するリスクはあるが、銀行口座が不要で、かつ少人数で出来る」ものだと元詐欺会社社員はいう。

 宅配されたものは、まったく価値のないものか「オレンジなど普通のフルーツを高級フルーツとする場合が多い」(元詐欺会社社員)。受け取ってしまってから、送り主である会社に電話しても、架空会社のため犯人を特定できない。泣き寝入りするしかなくなってしまう。

 詐欺師たちがターゲットとするのは主婦や老夫婦。「家が密集していない場所だったり、近所付き合いのない家。さらに、子供と疎遠だとやりやすい」(元詐欺会社社員)らしい。

 そんな詐欺に引っかかるヤツはバカだ―と思うかもしれないが、「ウチの嫁は大丈夫」と言っていた芸能人9家庭が簡単に騙された。

「金額もうまい。2万円だったら、「財布にないです」とかなりそうだけど、(代引き料が)4,800円だとスっと出せちゃう金額だから」

「自分の名前だったら、買ったかな? ってなるけど、旦那の名前なら、買ったものとしか思えない。」

「(宅配業者の)制服は始めての人だなと思ったけど、いつもの(夫が購入する)洋服の代引きかなと」

 また、俳優である清水章吾のように、宅配業者の「ハヤマです」という会社名をいぶかしむものの、結局は支払ってしまうパターンもあった。再配達を希望し、被害に合わなか
った2家庭も「持ち合わせの現金があれば払っていた」と頭を抱える。

 もちろん、騙されない家庭もあった。谷隼人は妻に電話で確認するものの、留守番電話になると、「妻に確認できないから、一回荷物を持ち帰って貰える?」と宅配会社を帰した。「実は払おうと思ったけど、分からないものに払うのは嫌だな」という思いからの行動だという。また、お笑いの響・小林の妻は、宅配業者が見慣れないスタッフであることを怪しみ、夫がいる時間の再配達を希望した。

「詐欺会社はあの手この手を考えます。昔でいえば、田舎で多かった『シロアリ詐欺』です。老夫婦を狙い、親しみやすくコンタクトをとり、家の中を無料で見て、「シロアリがいる。工事しないと」と言う訳です。で、数十万を貰い、工事する。もちろん、シロアリはいないし、工事も天井裏でバルサンをたいたり、単に当て木を置くだけです。その詐欺が警戒されるようになったこともあり、現在の『代引き詐欺』に変化した。おそらく、すでに新たな詐欺手法が用いられていると思いますよ」(元詐欺会社社員)

 詐欺は「私は大丈夫。引っかからないというプライドが高い人が引っかかる」らしい。芸能人家庭の二の舞にならないようにするためには、詐欺大国日本というのを念頭に置き、警戒心を高める必要がある。
(TV Journal編集部)

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