>  > 【大陰謀論】ウクライナ情勢の真実(2)

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陰謀論

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Putin』(Troubador Publishing)

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 こんにちは、陰謀社会学研究科家の聖橋乱丸である。

 さて、前回はロシアとウクライナをめぐる大きな陰謀の話をした。そこで、今回は、ウクライナに関するその大きな陰謀の中の小さな陰謀を紹介する。もちろん、書ける範囲でだが…。

 大きな陰謀が「戦略」とすると、小さな陰謀は「戦術」である。

「戦術」を屈指する場合は、1つには同じ国内における「違い」を強調し、国内における対立の構造をあおることが重要になってくる。

 例を挙げると、日本でいえば、沖縄が「琉球独立」と言って「自分たちは内陸人と違う」ということを強調して対立を深め、そして、その対立から「政権の転覆」または「民族独立による分離」ということを画策する。さらに「琉球」という名称を使うことによって、反日本的団結心を煽り、「沖縄だけ戦場になった」「沖縄だけアメリカに取り残された」というような差別の目を作る…これらは陰謀的に見えると小さな戦術である。

 国家的戦術で地域の分離独立を行う場合は、基本的には、この同じ手法を使う。

 ウクライナの場合も同じだ。ウクライナは西側は「カソリック」であり民族も違う。一方東側は「ロシア正教」であり、ロシアに近い民族である。この宗教と民族、そして一部では言語の違いもあり、その違いも含めて、対立軸を作るようになってしまった。

 しかし、沖縄と違うのは「その人数」である。

 ウクライナが独立した時はロシアに近い感覚であったが、しかし、この対立軸によって2004年の「オレンジ革命」では、カソリック側が勝利する。ここでは宗教上と民族上の対立が大きく作用する。

 しかし、そもそもなぜこの2つの民族を一つの国家に押し込めたのであろうか?

 旧ソ連は、そもそもそのクリミア半島を、あえてカソリックの多いヨーロッパ側の人々と同じ国にしたのである。これはペレストロイカの時の旧ソ連を思い浮かべてくれればわかる通り、当時のソ連は貧困であり、黒海産の原油も天然ガスも出ていない国家であった。

 そのため、軍隊を最新式でなおかつ経済的に裕福な形にするためには、西側諸国的な考え方で、その技術を盗みやすい所があった方が、海軍の発展には有利だったのだ。そのことから、旧ソ連のゴルバチョフ書記長は、あえてウクライナを分割することなく、西側諸国的な考え方をするウクライナ人と、ロシアの軍人関係者が多いクリミア半島を、1つの国家にまとめたのである。

 その矛盾をすぐに利用したのがアメリカであった。この工作は本来は民俗の分離や民主主義の維持といわれているが、そのようなことは「建前」に過ぎない。実際には、黒海艦隊を無力化するということが重要なものであった。そのためには2つ。1つにはウクライナ政府を民主化してしまうこと、一方、もう1つは軍隊そのものをロシアとウクライナで対立させることになる。

 まさに、『西側の技術と経済力を盗もうとしたロシア』と『そのロシアの考えを利用して、ウクライナ全体を獲ろうとしたアメリカ』の対立であった。そしてロシアは、まさかアメリカがウクライナ全体を獲りに来るとは思っていなかったので、簡単に「オレンジ革命」を成功させてしまったのである。

 その意味においてロシアは、今回のウクライナの騒動は「リベンジ戦」であり、プーチン大統領にしてみれば、当然に「自分たちが2004年にやられた陰謀の仕返し」でしかない。そのことが、プーチン大統領の強気な態度に出ているのである。

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