>  >  > “優しく思いやりのある”連続殺人鬼、デニス!!

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 FBI(アメリカ連邦捜査局)のプロファイラーは、連続殺人犯の多くが子どもの頃に動物を虐待したり快楽のために殺人することを妄想するなど「そら恐ろしい子」だったと分析している。行為障害を持つ非常に暴力的な子どもは、成人すると殺人を犯す可能性が高いという統計もある。


■“異質”なる連続殺人鬼

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連続殺人鬼デニス・アンドリュー・ニルセン「Murderpedia」より

 しかし、イギリスで1978~1983年の間に若い男を15人以上殺害し、屍姦した上バラバラにして煮たり焼いたりして捨てたデニス・アンドリュー・ニルセンは、子どもの頃は虫も殺せぬようなおとなしい少年だった。いじめを目撃しただけで震え上がるほど弱虫だったという。

 連続殺人犯のプロファイルに当てはまらない点が多いデニスは、他の連続殺人鬼とは異なり、遺体を丁寧に扱った。殺した後は風呂で遺体を清め、ベッドに横たえ愛撫をしながら一緒に眠ったりもした。殺人を止めたいがため、庭のない物件に引っ越しもしている。しかし、家に招いたお気に入りの男たちを「帰らせたくない」という気持ちから殺す行為を、自分で止めることはできなかった。

「優しく思いやりのある殺人鬼」と呼ばれる一方で、「英国版ジェフリー・ダーマー」(参照記事)だと恐れられたデニスは、どのようにして殺人鬼になっていったのだろうか。また6年もの間、なぜ誰にも気付かれることなく殺人を重ねられたのだろうか。


■幼少時代の衝撃的経験

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幼少期のデニス「Murderpedia」より

 1945年11月23日、デニスはスコットランドのフレーザーバラに暮らす仲の悪い夫婦のもと、一人っ子として誕生した。父親はアルコール依存症で家出することが多く、母親はデニスが物心ついたときから実家に戻り、別居生活を送っていた。孫のことを不憫に思った祖父は、彼を溺愛しながら育て、デニスも優しい祖父を慕っていたが、6歳のときに急死。何も知らされていなかったデニスは、棺おけの中の祖父を見て大きなショックを受ける。祖父が全てだった彼は、その変わり果てた姿に頭がおかしくなるほどの深い悲しみを感じ、後に「祖父の死により自分の中の感情が死んだ」と回想している。翌年両親は離婚し、デニスはますます内気な子供になっていった。

 8歳の時、デニスに再び衝撃的な出来事が起きる。海で溺れかけてしまい、周囲で遊んでいた年上の少年に助けられたのだ。実はこの少年、男児に強い性的関心を持っており、気を失ったデニスの裸体を見て興奮。海水パンツを脱がせて全裸にし、すべすべした腹部の上で自慰行為にふけった。デニスが意識を取り戻したときは全てが終わった後で、お腹にはベトベトした白い精液がついていた。数年後、自分の身に何が起こったのか理解したデニスは「死」と「性欲」を繋ぎ合わせて考えるようになる。

 10歳の時、母親が再婚。4人の子供が産まれ、ますますデニスにかまう暇がなくなった。彼は一人ぼっちで、誰にも心を開かず、怒りなどの感情も見せない子供になった。この頃、酔っ払って川で溺れ死んだ男性の遺体を見るという経験があり、大好きだった祖父の死を乗り越えられずにいる自分を改めて思い知った。内気で根暗なデニスは、思春期になっても女子と交際することはなく、男子に興味に持つように。しかし男子にも手を出すようなことはせず、寝ている弟を一度裸にして、性器を舐めるように眺める程度のことしかしなかった。

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