>  > 「ロンドン・グランドロッジ」に潜入!

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ロンドン・グランドロッジ外観「Wikipedia」より

 政界・財界の多くの著名人が加入していて、一説には世界支配を企んでいる、ともいわれる秘密結社フリーメイソン。世界初のグランドロッジは1717年にロンドンに建設されたのだが、今回、筆者はこのロンドングランドロッジ(United Grand Lodge of England)に潜入取材した!
 
 ロンドングランドロッジには「博物館」「フリーメイソン関連の書籍が展示されたメイソンライブラリー」「メイソングッズの土産屋」そして、土曜日に行われるツアー時以外は通常立ち入り禁止とされている「グランドロッジ神殿(Grand temple)」がある。

 グランドロッジの入場口の地面には映画『ダ・ヴィンチ・コード』にも出てくるような、六ぼう星(ダビテの星)があるのだが、その他にも、建物の至る場所に描かれていた。

 待合室には、ジョージ・ワシントンを筆頭に、チャーチル、コナン・ドイル、モーツアルト、ゲーテ、日本人では吉田茂といった、歴史上のメイソン著名人の肖像画が展示されている。

 長い廊下は、「赤・青・紫等」の原色の色彩が天井に使われていたりと近代的で、且つ、大理石の床やブロンズの扉などが高級感をかもし出していた。

 そして、ステンドグラスには「ダビテの星」「ソロモンの神殿」、そして、メイソンのシンボルマークである「三角定規とコンパス」などが描かれている。「三角定規とコンパス」が示す意味は、「直角定規=誠実・公正・美徳」「コンパス=友情・道徳・兄妹愛」「G=神様・幾何学・万物の偉大なる建築者『GOD』」の意味をあらわしているそうだ。…これが通説だが、実際に、世界の森羅万象は「△」と「○」とで形成されていることから、これらがあれば、世界の万物を創造できるという意味も込められているという噂もあるのだ。

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画像は、「http://www.rgle.org.uk/」より

 また、神殿の中心部のステンドグラスに描かれている天使の脇には「1914-1918」という第一次世界大戦の期間を示しているであろう数字が意味深に並んでいるのにも注目だ。

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ステンドグラス

 いよいよ、神殿の内部に入ると、まずは真ん中にある三脚の椅子が目につく。真ん中の椅子はグランドマスターが座る椅子で、最も背もたれが高い。右と左の椅子の背もたれは、それより低くなっている。何故、椅子は3つなのか? これは、メイソンが重宝する数秘術「カバラ」の奥義である「生命の樹」と深い関わりがある。

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画像は、「生命の樹」Wikipediaより

 「生命の樹」3本の柱でできているのだが、実は「3」という数字はキリスト教でもキーとなる数字。「父と子と精霊」の「三位一体説」があるのだ。専門的な話にあるが、3神で1つの構造が成り立つということだ。

 カバラの真ん中の柱は「均衡の柱」であり、「父」であるエロヒムがいる。右の柱は「慈悲の柱」であり、イエス・キリストがいる。そして、左の柱は「峻厳の柱」であり、精霊ルーハがいる。この「三位一体説」はキリスト教のみならず、ネイテイブアメリカンの古代宗教にも見られる思想である。

 神殿の席数は1,400席で、東西南北のエリアに分けられている。東西南北それぞれに意味があり、壁面に描かれた絵柄も異なる。東にはソロモン王とヒラム王、西には数学者ピタゴラスとユークリッド、南には白馬に乗った太陽神ヘリオス、そして、北にはすべてを見通す神の目が全てモザイクで描かれいる。天井にはメイソンと宇宙のつながりを示す、太陽や月星が鮮やかな青い背景に金色で描かれている。ここで儀式が行われるワケだが、なるほど、四方八方に張り巡されたオカルトシンボルと結界は、魔術儀式を行う場としては恰好の場である。魔女占い師である筆者は、ここで強烈な霊気パワーを感じた。

 ちなみに、筆者が潜入取材した時には、ロンドンの地方局も取材撮影をしていた。神殿内は映画のロケやファッションショーにも使われているそうで、今や「秘密結社」と言っても、「秘密」の色は薄れているのかもしれない。

 しかし、筆者が見て感じた強烈な霊気…。現在も政界・財界・芸能界の著名人の多くがメイソンであることを考えても、少なくともメイソントップ層は未だに我々が知らない「秘密」を持っている可能性は高い。「オープンなメイソン」のイメージは、目くらましなのか?彼らが真の意味でベールを脱ぎ、真意を表す日は来るのか?
(文=深月ユリア)

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■深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。

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