>  > 渋谷スクランブル交差点に喪服姿の女が出現!?

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 繁華街、コンビニ、飲食店、マンションのエントランス、カラオケボックスなどなど、ふと気がつけば私たちのまわりは監視カメラであふれている。日本全国に設置された監視カメラの数は400万台以上、1日に数千時間もの映像が記録されている。そこには、普段私たちが目にすることのない“何か”が映り込んでしまっていることも……。

「ほんとうに映った! 監死カメラ」シリーズは、そんな監視カメラが捉えた心霊映像集だ。タイトルからピンときた人もいるかもしれないが、これは「ほんとうにあった! 呪いのビデオ」シリーズの制作スタッフが手がけたもので、現在9巻まで出ている。ここでは、前半の4本をざっくりレビューしたい。


■「ほんとうに映った!監死カメラ」1~4巻ざっくりレビュー

 まず、1巻の最初に映し出されるのは、渋谷のスクランブル交差点。雑踏の中、耳をすますとかすかにお経のような音声が聞こえ、さらに映像を検証すると、人と人がすれ違う隙間に一瞬、喪服姿の女性が現れ、次の瞬間には消えている……。よく目を凝らさないと気づかないが、それだけに気づいてしまったあとはなんともいえないゾワゾワ感が押し寄せてくる。

 続いてタクシーのドライブレコーダー、歌舞伎町のバー、エレベーター、踏切など、誰もが身近に感じるであろうシチュエーションに映り込んだ“人ならざるもの”の姿が淡々と紹介される。

 たとえば心霊写真はある一瞬を焼きつけた、いわば静止画だが、監視カメラの映像は当然ながら動きがある。その動き、もしくは時間の流れがあるなかで不可思議な現象が垣間見えるというのが、いい感じに恐さを増幅させている。

 2~4巻も基本的にやっていることは同じだが、サクサク進む1巻と比べると検証シーンに多く尺が取られており、よりドキュメンタリー感が増している。ただ、検証といっても、基本は現場取材や当事者インタビューで、心霊現象が科学的に証明されたり原因が究明されるわけではない。結局、映像が撮られた場所付近で起こった事件や事故などから憶測するしかなかく、なんだかよくわからないまま終わることも多い。…が、その後味の悪さもわりと効いている。


■俺的佳作は「3巻」

 個人的に気に入ったのは3巻。この巻は妙にコンセプチュアルというか、舞台のほとんどが秋葉原で、さながら「アキバ編」という感じ。具体的には、家電量販店の店頭に設置されたディスプレイモニター、某動画投稿サイトで生中継していた自称アイドル、街頭でビラ配りするメイド、地下アイドルのライブ会場といった具合だ。

 特に自称アイドルの生中継は、動画閲覧中の視聴者による「うしろうしろ」「なんかいる」「やばいやばい」「にげてー」といった書き込みが弾幕のように流れ、当事者の身になって考えると、たしかにやばい!

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「ほんとうに映った! 監死カメラ」PV「YouTube」より

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