>  > 鳥取連続不審死事件から4年。あのデブ専スナックは今…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

■美由紀被告が働いていたスナックの“敏腕”経営

美由紀被告は地元の高校を中退後、結婚情報センターの事務員として勤務したが退職。市内のスナックを転々とした後、ヘッドハンティングされて2005年11月から2年間、問題のスナックで勤務していた。

「ここのママはコスい。事件直後、殺到した報道陣を招き入れ、『美由紀ネタ』を有料で情報提供した。うちも1万円取られたよ」と図太い商魂を証言するのは地元記者の弁。

 元常連客は「生活保護や年金で糊口をしのいでいるお年寄りが夕方になるとフラフラとやってくる。全部ツケで、年金の支払日にまとめて払うシステムになってるんだよ。ホステスのオバちゃんがブラやパンティの中に手を入れさせてくれるのが、じいさんたちに大ウケしてるんだよ」と苦笑いする。

裁判でも、検察側が「ふくよかな女性が好きな人が集まる飲食店」と表現したスナック。恐る恐る潜入してみると、ママはすでに70歳オーバーな感じ。ホステスはわずか2人で、リーダーとして仕切るホステスも60代ぐらいのおばあちゃんだ。「ふくよか」といえば過言でもないが、むしろ萎んだ感じに見える。

「にいちゃん、うちも1杯もらってよいか? 体つきいいなぁ。お腹すいてないか?  おいしい煮込みのつまみあるでぇ」。矢継ぎ早に迫るおばあちゃん。あれよあれよといううちに料理や酒が並ぶが、どれもきちんと料金をカウントされている。

 言われるがままにしていると散財する一方だ。これでは取材にならないため「そういえば、あの連続不審死事件の女って、ここに勤めていたって噂を聞いたんですが...」と単刀直入に当ててみると、おばあちゃんは「シッ。あそこの客、事件の当事者なんや。でかい声で言わんといて」と口に指を当てた。

「さとみちゃん(美由紀被告の源氏名)はなぁ、店のなかではかわいくて人気あったんよ」。おばあちゃん2人だったらそりゃカワいく見える。

「さとみちゃんのカラオケ、歌ってみるか?」。おばあちゃんはノートを取り出した。意外にも、美由紀被告がホステス現役時代に使ったカラオケ18番のリストだった。

 プリンセスプリンセスの「M」、キロロの「未来へ」など80~90年代の切ないラブソングが並ぶ。チャゲ&飛鳥の「SAY YES」もある。毒婦に思いをはせながら、彼女の愛でたヒット曲をおばあちゃんの合いの手のあわせて歌いまくる。勘定はなんと1万円を超えていた。「カラオケは1曲500円なんよ」。おばあちゃんはいたずらっぽく笑う。プチぼったくり感覚...。こうして男たちはドツボに嵌っていったのだろうか-。
(文=KYAN岬)

【悲劇の現象学 バックナンバー】
悲劇の現象学 Vol.1「木嶋佳苗とクックパッド」
悲劇の現象学 Vol.2「【秋葉原事件】加藤智大と同人アニメ」
悲劇の現象学 Vol.3「【尼崎事件】角田美代子と“粉もの”」
悲劇の現象学 Vol.4「福知山線脱線事故と沖縄」
悲劇の現象学 Vol.5「山形3人殺傷事件とブラックニンジャソード」
悲劇の現象学 Vol.6「オウム菊地直子と性愛日記」
悲劇の現象学 Vol.7「酒井法子と新興宗教」
悲劇の現象学 Vol.8 「坂井和泉と慶応病院」

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。