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 ソマリアと聞いて、何を思い浮かべるだろう。おそらく多くの日本人は、まず「海賊」のことを考えるに違いない。しかし、長かった内戦もようやく落ち着き、2012年には正式な政府も発足するなど、ソマリアの治安情勢は少しずつ変化を見せ始めているようだ。

 そのような中、トカナ編集部では「ソマリア公式マスコットガール」に就任した女優・小林かなこへのインタビューを敢行。ソマリアへの想いや、今まで世界中を旅してきたという異色の経歴、そして今後の展望について、じっくりと話を聞いた。


■「ソマリアの海賊にインタビューしてみたい!」

――ソマリアの公式マスコットガールへの就任、おめでとう。まずはその経緯を教えて?

小林かなこ(以下、小林):19歳の時、バックパッカーとして世界15カ国を旅してきました。それで、次は絶対アフリカに行ってみたいと思って。そんな時にソマリア公使のブルハンさんと出会ってお話をいただいたんです。

――マスコットガールの具体的なお仕事の内容ってどんなもの?

小林:まだ就任したばかりなので、今は毎日ソマリ語や英語の勉強をしてます。これからマスコットガールとしてのお仕事が本格化したら、日本のみなさんにソマリアのことを知ってもらうための色んな活動をする予定です。それから、やっぱり私もソマリアに行ってみたいです。いま、クラウドファンディングでみなさんからのご支援を募集中です!

――エッ、まだソマリア行ったことないの? 本当にこれからって感じなんだね。ところで海賊とかにビビったりしないの?

小林:たしかにソマリアは海賊で有名ですよね! 「キャプテン・フィリップス」っていう実話をもとにした映画もあったし……。私の周りにも、危ないよって言う人はいます。でも怖さよりも、私にとっては好奇心のほうが強いんです。当たって砕けろ的な(笑)。

――すごい度胸だね! ソマリアは、これから日本に大使館ができようとしている若い国のようだけど、ブルハン公使は海賊について何か言ってる?

小林:最近は、むかし海賊をしていた人たちも、少しずつ普通のお仕事に就けるようになったみたいです。だから海賊は少なくなってきたって言ってます。じゃあ私は、本当にそうなのか確かめようと思って。ソマリアに行ったら色んな人にインタビューもしてみたいと思っています!


■これまでの旅のこと

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インタビューの最初はすごく緊張していた様子だった

――19歳の時に15カ国を旅したって、すごいよね。タイ、オーストラリア、インド、エジプト、ペルー、パラグアイ、レバノン…女の子が1人で行くような場所じゃない国にばかり行ってるのはどうして?

小林:今しかできないことは何だろうって考えたら、海外に飛び出してみることだと思ったんです。はじめは留学も検討したけど、『WORLD JOURNEY 世界一周しちゃえば?』(高橋歩/A-Works)という本に出会って、バックパッカーになっちゃいました。半年かけて、15カ国を、航空券も含めて150万円で旅してきたんです!

――その行動力に感服! でも旅行中にヤバいことに巻き込まれたりしなかった?

小林:レバノンで、自転車修理屋さんのおじさんに強引に「泊まって行きなよ」って言われたり、道で子どもたちから石を投げられたり。あとはグレナダのイミグレーションで入国拒否されたこととか……あっ、携帯を盗まれたこともありましたよ。それから、インドではお腹を壊して病院にかかったりもしました。でも行かなければよかったと思う国は、ありません! 日本人だって分かると、どこの国でもみんな優しかったです!

――おお! じゃあ旅先で素敵な男の子との出会いとかはなかったの?

小林:残念ながら、そういうのはあまりなかったです。ただ、色んな人と仲良くなることができました! インドでは 『ガンジス川でバタフライ』(テレビ朝日系列で2007年に放送されたドラマ)に出演してたっていう男の子とも知り合いましたよ。他にも、インドではアメリカ人の学校の先生。オーストラリアでは、タイ人にワイナリーなど連れて行ってもらい、花束まで頂きました。それから南米では日本人の男性に助けてもらったんです。それまで私は1人旅というのにこだわってきたんですけど、人と一緒に行く旅もいいなと思えたのはその時でした。みなさんに本当に感謝しています。離れなければならない時にはいつも号泣でした……。

――そんな風に、現地の人とすぐに仲良くなるためのコツってある?

小林:片言の英語でもいいから、とにかく喋りかけることですね。あとはジェスチャーも大きく。そのほうが周りのみんなが笑って興味を持ってくれるし、泥棒も近寄ってこないと思います。ぶっちゃけ、私もそんなに英語ペラペラじゃないので(笑)。でも、通じるものですよ。

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愛用ソーラーバッグ:気になった人はコチラ

――やっぱり世界の共通語は、英語じゃなくて笑顔ってところなのかな。ところで、バックパッカーをしている時のこだわりの持ち物とか、他の人に対して「これは絶対持って行ったほうがいいとアドバイスできることってある?

小林:なんだかんだ言っても日本の味が恋しくなるので、醤油は持って行くといいと思います! 旅をしてると、日本人の感覚だとゲテモノ的な料理を食べることもあったけど、そんな時は「ハクナ・マタタ」(スワヒリ語で「どうにかなるさ」)って念じながら食べたりしてたので(笑)。そうそう、ソマリアに行くことが決まったら、ソーラーバッグも持って行きたいなって思ってるんです。向こうは日差しも強いだろうし、それで携帯とかカメラが充電できたら絶対便利ですよね!

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