• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

 ギニーピッグ……それは実験動物を意味するもの――。

RE-OOHARA-thumb-240xauto-21180.jpg

【今回の映画 『ギニーピッグ 全シリーズ!!!!』】

 ドキュメンタリストのカリスマ・安達かおるは、かつて本気レイプスカトロなどのAVを製作し、本物の死体がたくさん映っている『ジャンク』『デスファイル』など、過激なモンド映画をビデオ化した。

 中でも疑似スナッフ映像で好事家の注目を浴びた『ギニーピッグ』シリーズは、アメリカで全作がDVDボックス化されたにもかかわらず、日本ではビデオ時代でリリースが終了している。その背景に「あの事件」が影響した事は否めない。『ギニーピッグ』が日本で封印に至った経緯を、時系列で追ってみよう。


■ギニーピッグ、なぜ封印された?

 レンタルビデオ市場でホラー映画が大ブーム中の1985年、『ジャンク』と同じオレンジビデオハウスから『ギニーピッグ 悪魔の実験』が発売された。監禁された女が3人の男達から凄惨な暴力を受け、皮膚を剥がされ、熱湯をかけられ、眼球を針で刺される。ストーリー性は排除され、目を覆いたくなるシーンが延々と続くだけ。キャスト名・スタッフ名の記載なしと、まさにスナッフフィルムを模していた。

51pty7cw7dL.jpg
日野日出志氏の作品『地獄の子守唄』(グループゼロ)

 続けざま同年に『ギニーピッグ2 血肉の華』が、恐怖漫画家の日野日出志による脚本・監督で製作された。「さあ、今からこの白い腹の上に血の華を咲かせよう」と陶酔する武者鎧を着た白塗り顔のオヤジが、アイドリング!!! 朝日奈央似の女子高生の内臓を引き摺り出し、切断した頭部から目玉をスプーンで抉ってペロペロと舐める……。

 この作品の製作後日談が興味深い。撮影に使った血糊付きのベッドを川に投棄したところを見ていた近所の住民が、事件と思って警察に通報する騒動に発展。海外では、作品を観た俳優のチャーリー・シーンがスナッフビデオと勘違しFBIに通報した。リアリティを追及した日野監督としては、ある意味これは勲章か。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?