>  > 地球上で“最も黒い黒”が開発される

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 英国の研究者は、科学界の「新しい黒」を開発した。「バンタブラック」「スーパーブラック」と呼ばれる黒色だ。この素材は、可視光の透過率0.035パーセントで、世界記録を打ち立てた。人間の目が、その形と大きさを認めるのに苦労するくらい黒く、ブラックホールの様相を呈しているともいわれている。ちなみに、もしこの素材をドレスに使うとしたら、とてつもなく高価な服になる上、着ている人の頭と手足がまるで浮いているように見えてしまうらしい。


■可視光透過率0.035%の世界記録を樹立

 この素材はサリー・ナノシステムズ(Surrey Nanosystems)社が、カーボンナノチューブを使って、天文カメラ、望遠鏡、赤外線スキャン システムで使用するために開発したものだ。

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画像は「Daily Mail」より
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可視光透過率0.035%の世界記録を打ち立てたバンタブラック、もしくはスーパーブラック。銅と比べて7.5倍効果的に熱を処理し10倍の強度がある 画像は「Daily Mail」より

 素材の開発は、アルミホイルの上で進められた。上記の写真が示すように、実際はアルミホイルがでこぼこな状態でもバンタブラックによって覆われた部分は、光が吸収され、完全に滑らかに見える

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素材にカーボンナノチューブを用いて開発された「バンタブラック」。人間の髪の毛より1万倍細く小さいので光が通らない 画像は「Daily Mail」より

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