>  >  > 事件記者が語る、みのもんた“転落の裏側”

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分析心理学の父、カール・グスタフ・ユングは、「シンクロニシティ」という概念を唱えた。一見、関連がないように見える事象が相互につながり合っていることを説いたのだ。かつてメディアを賑わせた凄惨な事件や悲劇的な事故。その現場に残された“遺物”をたどると、忌まわしい記憶と、我々が過ごす平凡な日常をシンクロさせる見えない糸が浮かび上がってくる。事件記者が綴る暗黒のアナザーストーリー「悲劇の現象学」シリーズ


【第12の遺物 みのもんたとマスコミ】

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画像は『みのもんた十八番勝負』(日本テレビ放送網)

 昨夏、わが世の春を謳歌していた大物司会者に猛烈な逆風が吹いた。

 酒焼けした肌に銀髪オールバックがトレードマーク。歯に衣着せぬ物言いでお茶の間の人気を集めた、みのもんた。

 2006年には、「1週間で最も多く生番組に出演する司会者」としてギネスにも認定。一時は、芸能界の頂点にまで上り詰めた男が、自らを祭り上げた張本人たる「大衆」によって、その地位を追われた。

 綻びのキッカケは昨年8月、自身が司会を務める朝のワイドショー『みのもんたの朝ズバッ!』での、ある1コマだった。

「CM明け直後、隣に立つ女子アナの腰付近に手を伸ばした様子を、カメラがバッチリ捉えてしまった。女子アナが手を振りほどいたような仕草を見せたことから、『セクハラではないか』との疑惑がネット上で噴出した」(メディア関係者)

 だが、身に降りかかった災厄は、それで終わらなかった。騒動がようやく収束した直後の9月、今度は身内の不祥事が直撃することになる。

「当時、日本テレビ社員だった次男が、泥酔して路上に横たわっていたサラリーマン男性のカバンからキャッシュカードを抜き取る愚行を犯した」(同)

 みのは、テレビ出演を自粛したうえ、謝罪会見を開くハメに。

「私のせがれじゃなかったら、こんな大騒ぎにならなかった」などと不肖の息子を擁護する姿勢を見せ、司会者としての地位に未練たっぷりな様子を見せたことで世間から猛バッシングを浴びることになった。

 ただ、会見の現場に集まった記者の反応は、世間のそれとは180度違うものだった。

「ジーンズにツッカケを履いて息子をかばってみたり、レギュラー番組の継続への色気を見せたり。正直、空気が読めてないな、という印象でしたよ。だけど、なんだかマスコミ側の追及が緩い。『なんかあの人、憎めないんだよ』なんて言ってるヤツもいたし……」と振り返るのは、当時現場で取材に当たった番組制作会社のスタッフ。

 世間との温度差の理由は、みのとマスコミとの蜜月に関係している。

テレビの手 朝ズバッ!テレビリモコン

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身内にも「ズバッ!」としないとね。

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