>  > LINE中学生恫喝事件から考えるモラル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
関連キーワード:

LINE

,

TV Journal編集部

,

山本景

0812line_main.jpg
※イメージ画像:『480円でスグわかるLINE』晋遊舎

 大阪府議会の山本景議員が、無料通信アプリのLINEを通じて、政治に対する意見交換という名目のもと、知り合った女子中学生に威圧的なメッセージを送っていたことが発覚した。

 山本議員が女子中学生らと出会ったのは、昨年の10月。地元の祭りで中学生らに名刺を配り、LINEでの交流が始まった。中学生らの生の声を聞くという名目だったが、そのために企画した「お茶会」に中学生らは誰一人参加しなかったという。さらに、その後LINEのグループから外されたことで、「おいおい全員無視?」「身元を特定している」など、威圧するメッセージを何度も送信したとのこと。今年7月、交野市教育委員会が女子生徒からの相談で把握し、抗議したことで発覚した。

 山本議員は8月9日に記者会見を行い、「中学生から『4ね』『バカ』と言われて、文句を言った」と反論。だが、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が、処分を検討する考えを明かし、お茶会へ誘ったことについても「保護者の同伴が当たり前」と批判。その後、再び会見し「大人げない文言を送り、おわびしたい」と謝罪した。さらに11日、山本議員は大阪維新の会の幹部らと面会し、改めて事情を説明。その結果、「保護者や学校関係者に迷惑をかけたという認識が欠けている」などとして、12日付けで山本議員の除名が決定している。

 手紙、電報、電話などさまざまコミュニケーションツールが時代と共に誕生し、それらでの事件が数多く発生している。今回のLINEのような、インターネットを通じてコミュニケーションツールの中では、 堀江貴文氏が、自らの衆院選出馬に関して、武部勤自民党幹事長の次男に対し、選挙コンサルタント費用として3,000万円の振込みを指示したとされる偽装メールを永田寿康が国会で公表した事件が記憶にあるだろう。

 今回、山本議員の事件のきっかけとなったLINEは、これらの中でも迅速さや手軽さなどがウケ、メールに取って代わるツールとして地位を確立している。しかし、その容易さゆえに読み返すなどといった手間を省くことがあるのか、誤字脱字が多くなるうえ、うかつな発言もしやすいのかもしれない。

 今回の事件は、現代を象徴するコミュニケーションツールを使った事件ということもあり、ネット上でも話題となった。
 
『よっぽど仕事暇なんだね』
『まだ若いつもりだったんだろうな同年代だからよく分かる…』
『ストーカー気質マンマンやないかいw』

 などと、辛辣な意見が並ぶ。山本議員が、Twitterで、頻繁に学生たちと交流している投稿を行なっていたことも、この流れに拍車をかけているのかもしれない。

関連キーワード

LINE

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。