>  > 【ジュージーの体験談】スッチー時代の怪奇現象

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形態と色彩、歴史と文化、道徳と非道、男と女……すべての垣根を越えて“美は不朽の正義”のモットーの下、ロンドン在住のゲイボーイ「ジュージー」が世界中の不思議なニュースから、思わず「ビューティフル&おもしろーーい!」と唸った話題や「あたしの体験談」をお届けします


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 今から10年前に、私が実際に体験した幽霊談をお話ししましょう。プロフィールにある通り、当時、私は国際線のスッチーをしていたの。

 今はロンドンで生活している私だけど、イギリスに渡った理由は英語をさらに勉強して、将来的に国際的な職業に就きたかったからだったの。だから、私の夢の1つでもあったスッチーになることができたときは本当に嬉しかったわ。

 でも、スッチーになることが決まったら、本社のあるH国で1カ月のトレーニングに行くことが決まってしまった。私はパニクったわ。だって、スッチー研修ってだけでも緊張するのに、見知らぬ国で、知人もいないのよ。現地の言葉もわらからないし…、しかも、H国は風水が盛んな土地で、霊的エネルギーが大変強い場所だったの。だから、「何かあってはいやだわ」という不安もあったのよ。それで、以前から信頼していた日本人ゲイ霊能力者の「奥様」にお伺いをたてたの。

「うーん、アナタにはとても合っている土地柄ね、エネルギーがマッチするというか。それにアナタは勘(霊感)が鋭いから、危ないと思った場所には自然と行かないようにできるから大丈夫よ。でも暗がりだけは気をつけてね、悪い気が浄化しきれていないみたい」(奥様)

 えぇッ! それだけ!? 何とも頼りないお告げを受けた私は、こうしてH国へ渡り、私たち40人のスッチーの卵達は航空会社所有のホテルに集められました。


■スッチー研修の始まり

 自己紹介はロンドンでしていたのだけれど、こうやって現地に集まって改めて顔を合わせてみると、これから一緒に生死を共にする(大袈裟なようだけど飛行機で働くって何が起こるか分からないものよ!)同僚たちなんだなぁ、と嬉しくなってきたの。自然と不安も減少していきました。

 ホテルのチェックインをするために、各々が同室となるパートナーを選び始めました。すぐに打ち解けた人たちや、モジモジしている人たちを尻目に、私は真っすぐフロントへ行き、喫煙室に対して「お願いします」と言いましたわ!

 すると「僕も」と横に立ったのが、以前の記事でお話した、後に私の親友となったスッチー。そう、自殺してしまったH君だったのです。こうしてタバコを縁に知り合った私たちはすぐに意気投合して、最終的にトレーニングの終わる3カ月後(延長されたのよ)まで、一緒に暮らし始めたのです。


■「部屋に出る」

 賑やかなのが好きな私たちのホテルの部屋は友人たちのたまり場となり、夜になるとパーティー三昧でした。しかしある晩、 1人の同僚女子が真っ青な顔をして飛び込んできたの。「部屋に、出るの」と震えているのです。

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