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「ムー」編集長・三上丈晴の【ムー的書籍探訪】 第12回

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三上丈晴

――「世界の謎と不思議に挑戦する」をコンセプトに掲げ、UFOからUMA、都市伝説、陰謀論……と、さまざまな不思議ジャンルの話題で、読者に驚きと感動を与えてきた学研「ムー」。ここでは、そんな「ムー」を操る三上丈晴編集長が厳選した“マストブック”を紹介しながら、世の中の不思議に深く触れていただきたい。

【Tocana Reader's MustBook No.12】
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「ムー」2014年8月号(学研マーケティング)

 人に限らず、動物にとって捕食されることは恐怖だ。昨今、流行りの漫画『進撃の巨人』に登場する巨人は、まさに人を食う。多くは無表情で、ただ人を虐殺するためだけに食らう。その光景は漫画といえど、かなり恐ろしい。

 もちろん、ストーリーはフィクションである。巨人も架空の存在であり、通常の人が変化するという設定となっている。あまりいうと、ネタばれになってしまうが、かくも恐ろしい巨人が実在するとしたら、どうだろう。

 通常の人間、すなわちホモ・サピエンスが巨大化した場合、どのくらいまで大きくなれるだろうか。ギネスブックに載ったもっとも身長の高い人物、ロバート・ワドローは2メートル72センチあったという。彼の場合、ホルモンバランスが崩れたことによる巨人症という病気であった。それゆえ、どうしても足腰に負担がかかり、俊敏な歩行は不可能だった。彼の身長がほぼ生物的な意味での限界だったとも指摘されている。

 ところが、だ。かつて、この地球上には3メートルを超える巨人が多数、存在していたことがわかっている。なぜなら、巨大な人骨がいくつも発見されているからだ。巨人は身長によって、3.5メートル級、7.5メートル級、10メートル超級に分けられる。

 もっとも多いのは3.5メートル級で、主に南北アメリカ大陸から骨が発見されている。集団で発見されることから、身長の高い種族がいたと思われる。彼らは巨人症ではなく、遺伝的に身長の高い部族だったのだろう。

 これに対して、7.5メートル級になると、恐らくホモ・サピエンスというよりは、その亜種と呼んだほうがいいのかもしれない。南米やアフリカ大陸から骨や足跡が発見されている。記録によれば、スペインが南米にやってきたとき、まだ現地には、このクラスの巨人がいたらしい。当時のスペイン人の平均身長が1.5メートルで、その5倍の大きさだったというのだ。


■現在の地球の重力下ではあり得ない10メートル級の存在

 さらに想像を絶するのは10メートル超級である。最近、エジプトで発見された指のミイラは約1メートルあり、そこから計算すると、身長は16メートルにも及ぶ。これはティラノサウルスよりも巨大だ。ここまで来ると、まさに漫画に登場する巨人に匹敵する。

 この10メートル超級の巨人は、さすがに発掘例が少ない。というより、どう考えても、今の地球の重力1G下にあって存在しえない。立ち上がることはもちろん、そもそも血液を頭部まで送る心臓が機能しえないのだ。

 なぜ、かくも巨大になれたのか。理由はひとつ。当時の重力は今よりも、ずっと小さかったのだ。10メートル超級の巨人が生きていた地球の環境は現在とはまるっきり違っていた。重力はもちろん、地球の大きさ、自転速度、大気組成が異なっていたからこそ、巨人は存在しえたのだ。

 実は、このことは巨人に限ったことではない。恐竜も、しかり。体長40メートルにも及ぶ恐竜が存在しえた理由も、ここにある。もっとはっきりいえば、巨人は恐竜と共存していたのである。

 総力特集「失われた超古代人類『巨人』の謎」では、こうした巨人にまつわる様々な仮説を紹介している。恐竜のみならず、異星人との関係、さらには地球空洞論の視点から、今も地底に巨人は存在するなど、超常識的なテーマが満載である。

●三上丈晴(みかみ・たけはる)
1968年、青森県生まれ。学研「ムー」の5代目編集長。筑波大学を卒業後、学習研究社(現・学研)に入社。「歴史群像」編集部を経て、入社1年目より「ムー」編集部に所属。

●「ムー」
出版社:学研パブリッシング/発売日:毎月9日/税込価格:670〜690円/発行部数:7万部/概要:「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン」として、UFOや超能力、UMA、怪奇現象、オーパーツ、陰謀論など、オカルト全般を追求する情報誌。
公式HP<http://gakken-publishing.jp/mu/

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ムー 2014年 09月号 [雑誌]

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