>  > 汗で発電する“タトゥー電池”が登場!

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 登場するや否や急激に普及したスマホのさらなる高機能化が進む一方、スマートウォッチやグーグルグラスなど電子端末の「ウェアラブル化」も着実にはじまっている。最新の機器の省電力化とバッテリーの高性能化にはめざましいものがあるが、電子機器に囲まれた生活の中でどうしても最後にネックになるのが電源の確保だ。

 しかしこの分野も最近では様々な取り組みが行われるようになっている。ポータブルソーラーパネルが話題になったり、歩行の振動で発電&充電できる靴なども登場している。だがこれらの方法で発電するには現在のところはまだそれなりの大きさの機器を持ち歩かなければならないことも確かだ。もっと手軽に、なるべく身軽な状態で発電できる方法が望まれている中、今回なんと人間の“汗”で発電する方法が実用に向けて開発中であることが明らかになった。


■汗に含まれた乳酸で電流を発生させる

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米サンディエゴ大学で開発された“タトゥー電池” 画像は「YouTube」より

 アメリカの研究チームが、なんと汗の中の乳酸を電流に変えるタトゥーシール状の電池を開発したことを、科学誌「Science」のニュースサイトが報じている。

 激しい運動の際、人間の身体は血液中のブドウ糖を分解しエネルギーを生産している。グリコリシス(glycolysis)と呼ばれるブドウ糖の分解作用と同時に、血液中に乳酸を発生させて皮膚から発汗を行っているのだが、研究者はこの汗に含まれた乳酸から電子を選り分けて集め、酵素に反応させて弱い電流を発生させる機器を開発したのだ。

 しかもその機器はシール状で皮膚に貼るだけで機能するという手軽さで、まさに“タトゥー電池”だ。

 このタトゥー電池の本来の開発目的は、これまでこまめに採血しなければならなかった乳酸値の計測を容易にするためであるのだが、計測する過程で微弱な電流を発することから「生体バッテリー」としての活用の道が拓けたのだ。

 現在のところ発生する電流は腕時計を動かすにもまだ微弱であるが、今後研究が進めばポータブルな電子機器の電源になり得る程度に増強できると見込んでいる。

動画は「YouTube」より

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