>  > 【痴漢冤罪】公開リンチ? 犯人画像を拡散する女!

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※イメージ画像:Thinkstockより

――刑事事件に詳しいライターが、痴漢と思わしき男性の写真をTwitterに投稿することの危険性を詳しく解説!


■痴漢被害をTwitterで拡散! 人違いだったらどうする?

 自分が痴漢被害にあったとして、犯人と思われる相手の画像を、Twitterにアップする女性が増えている。古本やアンティーク玩具を扱う大手『まんだらけ』が、防犯カメラに写った犯人らしき男性の画像をモザイク付きで自社のWebサイトに公開し、「商品の返却をしなければ、モザイクを外す」と脅した事件は記憶に新しい。だが、Twitterによる“素顔の画像さらし”は、すで「まんだらけ事件」よりも前から行われ、その件数は増えてきている。痴漢をされた女性の怒りもわかるが、もし画像の相手が人違いだったら、どうやって責任を取るつもりなのだろうか?


■もはや公開リンチ! 女性専用車に間違えて乗っただけでも痴漢扱いされてTwitterにアップされる!

 さらに女性専用車両に間違って乗ってしまった男性の画像を、やはりTwitterにアップする女性もいるそうだ。だが、女性専用車両とは鉄道会社が自主的に行っている規制であり、法律でも何でもない。またJR東日本のHPには、女性専用車について「※女性専用車は、小学生以下の男の子、お身体の不自由な方とその介助者の男性にもご利用いただけます。」との一文もある。男性がこのことを知っており、なおかつ外見上は目立たないケガや障害などを持っている場合もあるだろう。

 間違えて乗り込んでしまった男性の迂闊さは、非難されても仕方がないかもしれないが、男性のケガなどの可能性を考慮せずに、「ただ男性が女性専用車理に乗った」ことをネットに画像をさらすことは、冤罪の温床になりかねないだろう。


■犯人だという確証があるなら、警察へ行け!

 痴漢(だと思われる)男性の画像が、Twitterにアップされる度に、様々な反応が起こっている。痴漢撲滅を叫び、この行為に賛同を示す人もいれば、人違いや冤罪の可能性を指摘する声もあった。
 
 痴漢画像をアップした、とある女性のツイートには、

「画像公開することで、犯人逮捕につながる可能性がある」

 という趣旨のモノがあったが、これは越権行為ではないだろうか?

 それほど画像が犯人であることの確証があるのならば、警察へ行けばいい。一般的に誤解されているのは、
 
“痴漢は現行犯でしか逮捕できない”

 ということだ。実はこの画像のようにちゃんとした物的証拠があり、個人を特定できれば痴漢事件でも、後日逮捕することは可能なのだ。


■いつか…これが元でトンでもない事件が起きる予感…

 日本の司法は個人的な制裁や復讐を禁じており、それを代行するのが警察であり、裁判所だ。個人的な正義感や一時の怒りで、安直にネットに情報がバラまかれる時代が訪れている。いずれ、恐ろしい事件が起きてしまうかもしれないと思うのは私だけだろうか?
(文=ごとうさとき)

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