>  > LAを熱狂させる日本人と米国人のアーティスト「kozyndan」インタビュー!

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 現在、プチ・ブームと言えるほど世界中で日本の文化がもてはやされている。和食や伝統芸能など主要な文化のみならず、アニメやマンガなどを中心としたオタクカルチャーまで全般的に人気を誇っている。

 2000年からロサンゼルスで暮らしている筆者はこの盛り上りを目のあたりにしてきたが、とりわけサブカル要素を含んだ現代アートは若い世代のアメリカ人に熱狂を持って受けいられ、日本を代表する現代美術家の村上隆や奈良美智などの個展が成功を収めると日本的センスが“cool”なものとして一般に広く認知されるきっかけとなったのは明らかだろう。

 これまで日本発祥のオタク文化は単純にキモイものと思われていたし、奇抜なファッションは滑稽に写っていたが、それらを融合させる橋渡し的な役割を担った現代アートは確実に海外での日本文化人気を牽引し、今やアメリカのカルチャーにも色濃く反影されるほどだ。

 そんな流れと同調する様にロサンゼルスのアートシーンに鮮烈に登場したのが「kozyndan(コーズィーエンダン)」。アメリカと日本出身の男女のアーティスト・チームで実生活ではカップルの2人が創り上げる作品は、日常の瞬間を切り取り、細密かつポップな空間描写で注目を集める。CDジャケットや雑誌などに作品が採用されると瞬く間にロサンゼルスを代表するアーティストとなり、現在に至るまで10年以上にわたり第一線で活躍し続けている。


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「kozyndan」の2人

 イラストのデザインをタトゥーにするほど熱狂的なファンをもつ彼らに今回幼少時代の話から出会ったきっかけ、作品を作り続ける事の苦悩や現在進行形のプロジェクトといった多岐にわたる質問に答えてもらった。さらにはアーティストとして社会問題意識の高さから巻き起こったSNS上での論争にまで突っ込んだ必読のインタビュー。


■遺伝的に(!?)絵が好きだった2人

――kozyndanの一番の特長として、何よりもチームとして2人で1組のアーティストという事、さらには男女で出身国も違うという唯一無二な存在として以前から凄く興味を持っていたので今回のインタビューを凄く楽しみにしてました。まずはそれぞれの生い立ちを教えてください。

Dan 今の自分の様になるとは全然想像してなかったよ。単なる子供だったね。おしゃべりでフレンドリーだったって言われるけど、憶えている自分自身はシャイな子供だった。家の中でよくテレビゲームしたりアニメ見たりしていたね。繊細な部分を持ってたと記憶しているけど、他の子をいじめた事もあったと思うから正直自分がどんな子供だったか分からないな。

Kozy 私も、子供の頃はすごくおしゃべりだった。知らない子ともすぐ友達になれたし。いじめられた事もあったけど、大きくなるにつれてもう他の子供たちにやられないと決めて強くなったし、もしかしたら友達を悪戯したりしたかも。地元が割と田舎だったからよく外で遊んでたね。インドアな子供になったのは小学校5、6年生の時にファミコンと漫画にハマったのがきっかけ。


――アートに関心を持ったのは? 自然に絵を書き出したのか、それとも何か強烈な体験があったのか?

Dan 常に絵を描く環境に囲まれていたと思う。憶えている子供の頃の自分はいつも絵を描いていたし、それこそ最初の記憶は絵を描いていること。多分遺伝的な事もあるかもね。kozyはどうだった?

Kozy 父親がアートスクールに通っていたから、遺伝的な要素は私にもあるかもしれない。いつも絵を描いていて、何かの芸術家になりたいと考えていたの。両親は私が小さな子供の頃から想像力を持つ様に育ててくれたから。


■遺伝的に(!?)絵が好きだった2人

――2人が出会ったきっかけは?アーティストとして興味を持ったのか、それとも男女として引かれ合ったのか?

Dan 大学の絵画の授業で出会ったのが最初で、人間としての彼女にすごく興味を感じたんだ。そして彼女のアーティストとしての技術の高さに驚かされたよ。クラスの誰よりも素晴らしい絵を描けたんだ。あ、それとクラス1の長く美しい髪の毛だったから、いつも彼女の後を追っかけてた(笑)!

Kozy 出会った頃は2人とも別の恋人がいたし普通に友達だったんだけど、1年経った後お互い相手と別れて付き合いはじめたの。

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