>  > 脳手術中でもバイオリンを弾き続ける音楽家

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 彼女にとって音楽を取り戻したことは、手術の恐怖も吹き飛ぶほどの喜びだったのでしょう。開頭手術中であるにもかかわらず、覚醒したままバイオリンを弾き続ける音楽家の映像が公開され、現在話題を呼んでいます。

動画は「YouTube」より

 先週末、英紙「METRO」をはじめとする複数のメディアが伝えたところによると、この驚愕の手術に臨んだのは、イスラエルのバイオリニスト、Naomi Elishuvさん。リトアニア国立交響楽団で活躍していた彼女が、自分の意志に反して手足が震えてしまう病気「本態性振戦」を患っていることが分かったのは、今から20年ほど前のことでした。

 どんな人でも多少手足が震えることはありますが、「本態性振戦」の場合、その震えがあまりに酷くなってしまうようです。Elishuvさんの震えも年月とともに次第に悪化し、バイオリンを弾くことはおろか、日常生活にまで支障をきたすようになっていました。

violinist_2.jpg
画像は「YouTube」より

 そしてついに先週、テルアビブのイヒロフ病院で手術を受けることになったElishuvさん。症状のもととなっている脳の部位に電極を埋め込み、そこから出される神経信号をブロックするという大がかりな手術を前に、医師たちはElishuvさんに対して「手術中、バイオリンを弾き続ける」ことを求めました。電極を正確な位置に調整するため、体の震え具合を確かめながら手術を進めようとしたのです。

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