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 日本も秋の祭シーズンだが、この一風変わったヒンドゥー教の祭りをご存知だろうか?

 太鼓の音に人々の群れ、そして鮮やかな色合いの飾りや民族衣装…。一見したところ、これはどこにでもある祭りのようだが、よく見ると、ほとんどの人々が身体に何かを突き刺しているのである。そう、この祭りのキーワードは「苦行」なのだ。


■身体的苦行を課す「タイプーサム」祭

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カバディは30キロ近くにもなる。友人が寺院の行進の為に彼の頭上の祭壇を用意する間、じっと座っているシンガポールの参加者 画像は「Daily Mail」より

 この祭りの名は「タイプーサム」。ヒンドゥー教の軍神である「ムルガン神」の母「女神シバ」が、凶悪なデーモンに打ち勝つために息子に槍を与えた…という、故事を祝う祭だ。

 祭りにはカースト制度における全階級のヒンドゥー教徒が参加。ムルガン神への信仰の印として、身体的な試練や苦行を自らに課すのだそうだ。

「カバディ(kavadi)」と呼ばれる装飾された木の祭壇を自分の肩に乗せながら運ぶ者、ポットまたは真鍮製水差しを頭の上に乗せる者、頬を鉄串で突き刺す者、地面にひれ伏す者、または踊りながら階段を上る者もいる。踊っている信者の中には、背中に金属製の鉤を突き通している者もいるし、槍で頬や舌を突き通している者もいる。

 彼らは一体なぜこのような痛みに耐えることができるのだろうか?

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