• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント1

形態と色彩、歴史と文化、道徳と非道、男と女……すべての垣根を越えて“美は不朽の正義”のモットーの下、ロンドン在住のゲイボーイ「ジュージー」が世界中の不思議なニュースから、思わず「ビューティフル&おもしろーーい!」と唸った話題や「あたしの体験談」をお届けします


187316922.jpg

 前回は友人につきまとっていた、女の生き霊のお話をしました。でも、今回は私自身に憑いちゃった生き霊のお話をしましょう。

 スッチーの研修でH国へ行く事が決まった当初、心配事だらけだった私。現地に友達は1人もいないし、新しい同僚たちと仲良くなれるかわならないし…と、行く前からすでに寂しくなってしまっていたの。

 そこで、H国に着いたらすぐに誰かと会えるように、H国在住のゲイ友をネットで事前に探しておくことにしました。数人とメールやチャットでやり取りをし、現地で落ちあう約束をしたんです。

 そのうちの1人がマッチョで私より少し年上のKさんでした。Kさんは「ぜひジュージーと会って、いろいろとH国を見せてあげたい」と言って下さったの。「早く会いたいよ、かわいいね」と毎日数通のメールをくれて、ビデオチャットもしました。

 でも、H国に着いたらすぐに後の親友となるHと知り合い、同僚とも仲良くなり、スチュワーデス・ライセンス取得のためのトレーニングも始まって、週末は地元のゲイバーやクラブに繰り出して…と、忙しく充実した毎日が始まったの。あの頃は、ロンドンから来たゲイ8人とオコゲ達でジモティーを圧倒して本当に遊んだワ…。だから、ここに来る前に会う約束をしていた地元のゲイの子たちのことなんて忘ちゃって、メールも全然チェックしなかった。

 でも、H国からロンドンに戻って2カ月くらい経った頃だったかしら。自宅でふと違和感を感じたの。当時住んでいたのはアパートの2階だったんだけど、トイレのドアの前に立った時、ものすごい異臭がしたのです。

 でも、トイレに座るとその臭いはピタッと消えていました。「気のせいだわ」と思って出ようとすると、またあの何とも嫌な、饐えたような悪臭がしたのです。

「ちょっと来てー」と相方を呼び、彼にも嗅いでもらいました。しかし、異臭などしないっていうの。

 なんとか原因を突き止めたい私は、トイレの中を行ったり来たりしてみました。すると“ある一点”で、その臭いがすることに気づいたの。けれども、床に屈んでみても悪臭はしない。でも立ち上がってみるとあの臭いがする。どうもあたしの肩の高さくらいの空気中にそれがとどまっているみたいだったの。

 数分ほどそうやって警察犬のようにクンクンやっていたかしら…。「もういいや」と思えたので、無視することに決めてトイレを出ようとしました。

 すると、急に前方から質感を伴った重圧感が、うわっと押し寄せて来たの! まるで見えない誰かが、いきなり私にタックルしてきて抱きついたみたいだった!!

 それを振り切りって、リビングへと突っ走った私。でも、相方は「気のせいだよ」と取り合ってもくれません。だけど、あの臭いと質感は本物だったもの! …と、私は力説するも、彼には目の前のテレビの方が大切みたい。

 まったく…。男とテレビは最悪のコンビネーションだわ、と独りごとを言いながら、私は以前から信頼していた霊能者の「奥様(男)」にチャットで相談することにしました。

関連キーワード

コメント

1:匿名2015年2月23日 00:34 | 返信

ニオイもそれぞれ違うんですね!
死期が近い人がニオイでわかる人も、嗅覚で察知しちゃうタイプってことでしょうか?

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。