「心霊大国」インドネシアが説く、心霊科学! 心霊写真撮影には一眼レフが有効説も

■一眼レフカメラが最適

 ミッキー氏によると、デジカメならば、種類やグレード問わずスマホでも撮影可能だが、最も写るのが、フラッシュとレンズの性能が優れた一眼レフカメラだという。コンパクトデジカメにはオーブや光線が写りやすいけれども、ホコリや微粒子、昆虫である場合が多数で、それらの“ミスショット”が少ないのが、一眼レフカメラなのだそうだ。

 また氏によると、幽霊の存在や妖怪の姿は、テレビのリモコンが発する赤外線と同じとのこと。それはどういうことか?

 たとえば、サンプル画像のように、リモコンのボタンを押している最中の赤外線センサーは人間の目にその変化が見えないが、デジカメの液晶画面を通して見ると、ちゃんと発光しているのがわかる。つまり、幽霊は赤外線と同じで、人には感知できない周波数の光を発しているというのだ。


■日本人とは違う感性

 さらに、「幽霊は人間と共存できる」と断言するミッキー氏。「幽霊は人間の目には感じ取れない周波数の光を発しているから、デジカメ越しでしか見ることができない」と語るのは、すなわち霊感の否定である。この辺り、日本人の心霊に対する考え方とは大きな隔たりがあるといえよう。この取材からわかるのは、インドネシア人の幽霊に対する独自の感覚だ。

 だが、この団体が今までに数多くのショッキングな写真を撮影したことは事実だ。しかもそれは当然ながら人工的な特撮ではなく、あくまでも「自然の神秘」による風景写真としている。

 怪奇現象大国・インドネシア。GPCはこれからも、我々の心に衝撃を与える写真を撮り続けることだろう。彼らの活動には、今後も密着していきたい。


■澤田真一
フリーライター。経済情報サイト等で執筆多数。日本とインドネシアを往復する生活を送りながら、記事作成や実地調査などの仕事を請け負う。只今、インドネシア関連の執筆及び調査の依頼を受付中。https://www.facebook.com/masakazu.sawada

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