>  > 安倍首相の右傾化はウソ!?

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安倍

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公式HPより

「ネオコン」って言葉は、聞いたことがあるんじゃないだろうか?「ネオ・コンサバティブ (新保守主義)」の略だ。小泉純一郎や竹中平蔵、江田憲司、 ジョージ・ブッシュなどの名前が、なんとなく思い浮かぶ人も多いかもしれない。自由主義を推し進め、関税障壁を無くし、世界を経済的に一つにしてゆこうとする考え方をネオコン経済学「新自由主義(ネオ・リベラリズム)」と呼ぶが、「あんまりよくわからない」というのが正直な所じゃないだろうか?

 「好戦的だから、きっと保守・右翼に違いない」と、単純に捉えてしまっている人も多いと思う。今日は、この「ネオコン」「リベラル」と言われている人たちが保守・右翼ではない事を証明よう。


■ネオコンの成り立ち 元々は保守に潜入する革新派

 まずは、ネオコン経済学の教祖「フリードリヒ・ハイエク」から説明しよう。ハイエクは、 「フェビアン社会主義協会」が作った「ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス(現在のロンドン大学経済学部)」のユダヤ人教師である。それが、ネオコンが保守ではないこととどう関係があるのか?「フェビアン社会主義」とは、人々が判らないように保守陣営に浸透していき、バレない様に社会主義革命を起こそうとする革命理論のことである。つまり、その始まりからリベラルと名乗って保守の中にいる人間は、本人が認識している認識していないにかかわらず、この浸透戦略に基づいているのである。

※「社会主義」とは、「共産主義」と同義で、「左翼」と呼ばれている人達の思想だ。世界を一つにしようとする思想のことで「コスモポリタニズム」などと呼ぶ事もあり、「国家主義・右翼・ファシズム」と対比して捉えられている。

次に象徴的な人物として「アーヴィング・クリストル」の名を挙げよう。彼もまたネオコンの教祖と言われているユダヤ人だ。元々は、第4インターナショナル のトロツキー派の人間だったが、やはりアメリカ共和党系の保守運動に浸透した。


■この革命理論の大元である「トロツキー」を支援していたのはユダヤ資本

「トロツキー」とは永久革命・暴力革命論を唱え、ヤコブ・シフやウォーバーグなどの資本家から資金援助を受けて、ロシア革命を成功させた人物だ。左翼の中でも過激派と呼ばれる人達は、大体、このトロツキー派の流れを受けている。

 以前、政治評論家の森田実氏に直接、質問する機会があったので、この事を聞いてみた。先生曰く、やはりネオコンと言うのはその起源から左翼で、現在、アメリカ共和党のティーパーティー運動を率いているのも共和党に入り込んだトロツキー派の人間である。

 次に、現代日本における判りやすい事実を紹介しよう。「地方分権・地方自治・道州共和制」を松下政経塾出身者や地方の首長らと先導していた、「がんばろう、日本!国民協議会」という団体がある。「日本再生」と言う、機関紙を発行している団体だ。まるで保守団体の様な名前で、直接話を聞くとリベラルを自称していたが、実はこの団体は「マルクス主義青年同盟」と言う左翼団体が看板だけをすげ替えた団体である。調べてみるとかなりの右翼政党までこの団体の息のかかった人間が浸透している。

 最後に「ロックフェラー」が資金提供して作った、「ゾルゲ」や「尾崎秀実」の スパイ事件で有名になった「太平洋問題調査会」と言う団体について触れてみようと思う。アメリカ共和党のジョセフ・マッカーシーは、「国連」と並べて、この太平洋問題調査会を「赤(左翼)」の温床として指摘した。ちなみに、ニューヨークの国連本部の土地もロックフェラーが提供している。この太平洋 問題調査会に日本代表として派遣されていたのが鶴見祐輔である。この鶴見祐輔・著『中道を歩む心』(昭和2年、大日本雄弁会 講談社)が面白いので、ちょっと序文を引用してみたいと思う。

以下、文中より引用(一部、旧字等を変更)

「リベラリズム(自由主義)を名乗って、世の中に出てゆく日がくるんだぞ」という小さな声が、私の中を走りすぎた…かつて官僚主義全盛の日において自由主義を信じたごとく、社会主義が思想界の流行ならんとする今日においても、自由主義を奉ずる私の気持ちは変わっていない…私が初めて日本の社会に出たのは、大正十三年の総選挙の折に、郷里岡山県から「新 自由主義のために」という宣言書を出して、衆議院議員の候補者に立った時である。

以上、文中より引用。

「社会主義」と「自由主義」は、別のものであるかのような目くらましが行われているが、「自由主義」「リベラル」「新自由主義」「中道」が今までの証拠から考えると、すべて対立しているようで、「社会主義」であることがわかってくる。


■まさに今、行われている? ネオコン低所得デフレ戦略

 最後の最後に、現在の竹中平蔵と安倍晋三のネオコン低所得デフレ戦略について分析しよう。これは、本人たちが認識している、認識していないにかかわらず 「社会主義戦略・トロツキズム」である。まず、マルクス主義の考え方として、 革命が起こる為には社会不安が起きなければならないという考え方がある。革命の前提である社会不安を引き起こすためには、「低所得者・労働剰余人口(無敵の人)」を増やさなくてはならない。そのためには、非正規労働者を増やす。デフレ下で消費税(バブルの時に消費を抑止するために作られた税制)増税を行い、消費を抑止する。誰がどう考えても国民所得と社会保障(年金など)の総量以上に民間消費が起きるワケはない。デフレ下でなぜ消費を抑止するのか?

 TPPを推進する連中は、関税障壁を無くして世界を一つの国にしようとしている。世界政府は、ロックフェラーの国連だ。そろそろ日本人は、排他的になりすぎない形での、国民の為の政治を考えなければならない。どの政党もひどいもので、国民の方を向いていない。そろそろ考えてみる時だ。
(文=加瀬龍太郎)

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