>  >  > 1つの頭に2つの顔を持つ男たち

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 生まれながらにして「モンスター」と呼ばれて生きてきた男がいた。人に見せない一面を持つ人間を「2つの顔を持つ」と表現することがあるがこれは文字通り「2つの顔を持つ男」の話である。


■後頭部にもう1つの顔を持つ男=イギリス

 エドワード・モードレイクは19世紀イギリスの爵位を持つ名門貴族の家庭に生まれた。裕福な家庭に生まれたモードレイク氏は幼いころから人々が望むものすべてを持っていたが、彼の場合は…、持ちすぎていた。彼自身の後頭部にもう1つ別の顔を持っていたのである。

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エドワード・モードレイク氏のワックス像。本人の本当の写真は存在しない。 画像は「YouTube」より

 その顔は物を食べたり喋ったりはしなかったがギョロギョロと周りを見て、泣いたり笑ったりしたそうだ。また、モードレイク氏はユーモアに富み、美しく魅力的であったが、彼が振り返り背後を見せるとその後頭部には暗く歪んだ表情のもう1つの顔が現れたという。そしてその顔は今まで聞いたことがないような声で悪魔を召喚する呪文を囁き、周囲の人々をゾッとさせたそうだ。事実、夜中になると後頭部の顔が呪いや憎しみの言葉を延々と囁き続け、モードレイク氏はなかなか眠れなかったという。

 19世紀の医療ではエドワード氏の治療は不可能であり、正確な医療記録が残っていないため“エドワード・モードレイクの呪われた人生”をさらに知る方法は今はもうない。ただ、モードレイク氏は23歳という若さで自らの命を絶つ際「私の墓の中で二度と恐ろしい囁きを続けないよう後頭部にある“鬼の顔”を潰してほしい」と遺書に記したと語り継がれている。後頭部の顔はモードレイク氏の片割れとして、自身の心を持っていたのであろうか…? 非常に稀なケースであり、想像するだけでゾッとする話である。


■顔面に寄生する顔を持つ男=中国

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チャン・ジーピン氏 画像は「YouTube」より


 1970年代に中国に実在したチャン・ジーピン氏も2つの顔を持っていた。

 エドワード・モードレイクの別の顔は後頭部にあったが、チャン・ジーピンの第二の顔は、顔面の右側に“頭皮と口”を持って“寄生”していた。目や鼻、耳などパーツの発達は不十分であったが、痕跡はあったそうだ。

 ジーピン氏は第二の顔の切除手術のため、昆明大学の病院で大手術を行った。第二の顔の口には歯や舌があり、ジーピン氏の口の動きと連動していたため手術はとても難しいものとなったという。しかし、手術は無事成功し術後4カ月してからジーピン氏は故郷の村へ帰って行った。

 とても恥ずかしがり屋で、人見知りだったといわれるジーピン氏はその後、故郷の村に身を潜めたため、その後の経過は明らかになっていないという。
 

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