>  >  > 人の死期がわかる猫「オスカー」

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 患者が息を引き取るとき、その傍らにはいつも猫の“オスカー”がいる――。とある医療施設で、余命いくばくもない患者に寄り添い、死の瞬間を見届ける猫、オスカーが再び話題になっている。はたして猫は人間の死期を察知する「超能力」を有しているのだろうか……。


■死の瞬間を見届けるオスカー

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“おくり猫”のオスカー 画像は「YouTube」より

 米ロードアイランド州にある医療施設で飼われている猫“オスカー”はこれまで50人以上の患者の死の瞬間を見届けてきたという。オスカーは施設内で死が差し迫っている患者を見つけ出すとベットに上がって“看病”し、死の瞬間までずっと寄り添い息を引き取る瞬間まで立ち会う“おくり猫”なのだ。

 オスカーの存在が世に知られるようになったのは、同施設のデビット・ドーサ医師が2007年に医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」にオスカーの持つ不思議な能力について言及した記事を発表してからのことだ。この記事は瞬く間に大きな反響を呼び、ドーサ医師はさらにオスカーについて詳しく記述した著書『Making rounds with Oscar』(日本語訳『オスカー―天国への旅立ちを知らせる猫』)を書き上げて2010年に出版し話題作となった。

 ドーサ医師によれば、この施設で過去6年間、オスカーは最期が近い患者の“選定”をほとんど間違えたことがなく、その「死期を見定める能力」は時に診断データや介護スタッフの経験を上回るほどの正確さだということだ。

 過去に看護スタッフが死期が近いと判断した患者のベッドにオスカーを連れて行ったことがあったが、オスカーはすぐにベットから降りて別の病室の患者の元へと向かい、その傍に座ったという。なんとこのオスカーの判断は正しく、オスカーが寄り添った患者がその日の夜に亡くなり、スタッフに連れて来られたベッドの患者はその後2日以上延命したということだ。オスカーのエピソードには驚かされるばかりだが、猫には人間の死期を看破する「超能力」があるのだろうか……。


■猫たちが示す「超能力」の数々

 猫と超能力の関係についてネットで調べていると、興味深いサイトの記事に遭遇した。「The Cat Site」というウェブサイトの「Cat and ESP(猫と超能力)」という記事である。なかなか興味深い内容なので、以下その記事の概要を紹介したい。


●猫は飼い主のおおよその帰宅時間が分かる

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ルパート・シェルドレイク博士 画像は「YouTube」より

 イギリスの生物化学者、ルパート・シェルドレイク博士は動物の持つ説明不可能な能力に注目している科学者の1人である。そのシェルドレイク博士が行なった実験で、外出中の飼い主の行動(規則正しい通勤を行なう生活スタイルではない)と部屋に残されたペットの様子をそれぞれ観察したところ、猫や犬は飼い主のおおよその帰宅時間が分かるのではないかという結論に達したという。

 これは先に犬で行なった実験なのだが、飼い主が外出先に滞在中の間は、ペットが窓から外の様子を伺ったのは僅か9パーセントに過ぎなかったが、飼い主が帰路に就いて帰宅するまでの間ペットは実に55パーセントもの時を窓から外を眺めることに費やしていたという。これと同じ実験を猫でも行なったところ、ほぼ同じ結果が得られたということだ。


●猫は飼い主がかけてきた電話を判別できる

 シェルドレイク博士は電話を使った実験も行ない、猫は外出中の飼い主からかかってきた電話を判別できるという驚くべき研究結果を導き出した。

 飼い主が外出し部屋に残された猫を観察したところ、飼い主からの電話の呼び出し音で猫は明らかに興奮した様子を見せるのだが、飼い主以外の者からの電話の呼び出し音には特に反応を示さないことが分かったという(電話機の液晶ディスプレイは念のために隠された)。猫と飼い主の間には、空間を越えた結びつきがあるのではないかとシェルドレイク博士は考えている。


●猫が1,600キロの距離を踏破して“帰宅”

 オーストラリアに住む愛猫家が長期の海外バケーションのために飼い猫を1,600キロ離れたアデレードの実家に預けたのだが、帰国するや否や、実家から愛猫が逃げ出したという知らせを受けて大いに狼狽したという。

 愛猫を失った悲しさに打ちひしがれて1年が過ぎたある日、全身に傷を負い痩せ細った愛猫が飼い主の家に姿を現したのだった。なんとこの猫はアデレードから遥々1,600キロの距離を野を越え川を渡り、2つの危険な砂漠を踏破し1年をかけて“帰宅”したのだ。

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