>  > 汚すぎて戦争へ!? ゴミまみれの「チリウン川」

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澤田真一

 日本にやって来たインドネシア人は、異口同音にこう語る。

「日本って、本当に清潔な国ですね」

 インドネシア人から見た日本は、道端にゴミがまったく落ちてない上に、市民自らが廃棄物を種類ごとに分別し、会社社長ですらも毎朝自社ビルの周りをほうきで清掃している「驚愕すべき」国のようだ。そんなの当たり前じゃないの? と言ってはいけない。なぜならインドネシアは今、大量のゴミと文字通り戦争している最中の国だからだ。


■ゴミ清掃に軍が出動

 チリウン川は、インドネシアの首都ジャカルタの中心部を流れる河川である。先月ジャカルタ州知事に就任したばかりのバスキ・チャハヤ・プルナマ(通称アホック)知事は、チリウン川に軍の派遣を要請した。数々の大胆発言で知られる中華系の知事はマスコミに対し、

これは戦争そのものだ!

 と告げた。

 その言葉は大袈裟ではない。チリウン川は今やジャカルタ市民が捨てたゴミが限界まで溜まり、とても「河川」とは言えない姿になってしまっているからだ。ジャカルタ州の行政能力を以ってしても清掃は追いつかず、ついに軍の力を借りる事態となった。

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画像は、「Kabar Kampus」が報じた記事

 チリウン川の写真を見れば、そのような状況を察していただけるだろう。お菓子の袋、ペットボトル、空き缶、廃材、使い古しのサンダルから、いらなくなったベッドまで。潔癖症の人は吐いてしまうかもしれないと思えるほどの不潔さである。

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