>  >  > 「あんなことは二度とないかも…」2014年のTV業界最大のニュース

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 2014年も残すところ僅かとなり、2014年を振り返る番組なども増えてきている。テレビを賑わせた事件や事故、芸能人の熱愛や逝去のニュース、さらにはテレビ番組内における名場面など、今年もあらゆる出来事がお茶の間に届けられた。トカナの読者は超常現象を取り上げたランキングが気になるところだろうが、現実世界にも目を向けてこそ異世界のことがわかるというもの。ここはひとつ、芸能ニュースにも目を向けてみてほしい。

 さて、そんなわけで今回は、テレビ業界で働く人々に『2014年最大のニュース』を聞いて回った。現場で働く人たちにとって今年を代表するニュースとは一体何なのか?

 まずは、テレビ技術会社に属するカメラマンの声からお届けしたい。

「都議会のセクハラヤジ問題野々村議員の号泣会見です。前者はカメラクルーがとった音声が証拠となりました。また、後者は近年まれに見る面白い記者会見となり、こちらもカメラマン冥利につきるニュースでした」

 いずれも政治関連のニュースが並んだが、どちらも繰り返されないことを祈るばかりだ。そして、芸能ニュースを扱う情報局で働くスタッフからはこんな声が挙がった。

「11月までで言えば、今年最大の芸能ニュースはASKA被告関連でした。しかし、高倉健さんの死去がわかってからは、こちらが最大のニュースと思っています。芸能だけに限らず、オールジャンルにおいても2014年を代表するトップニュースではないでしょうか。“スター”と呼べる存在は、もう皆無ですからね」

 突如駆け巡った映画スターの訃報は日本中を驚かせた。同じ声は報道の現場からも聞かれたが、同時に、日本中の報道記者が長く追いかけたあのニュースも挙がった。

「今年は広島の土砂災害、御嶽山の噴火など自然災害のニュースが印象的ですが、やはり自分の中ではSTAP細胞のインパクトが強いです。1月に世界に向けて発表され、一時のフィーバーを経て、すぐさま疑惑が浮上しました。春には釈明の記者会見がおこなわれ、夏には残念ながら死者が出ました。今年を締めくくる上で、忘れることはできません。メディアが持ち上げ、メディアが突き落としたようなものです。反省も含めてしっかりと向き合わなければならないニュースと思っています」(テレビ報道番組スタッフ)

 まだ最終的な結論には至っていないようだが、STAP細胞は期待も大きかっただけに落胆も大きかったニュースだ。

 一方、スポーツ分野からは、このような声が聞かれた。

「サッカーのワールドカップでしょうね。ソチ五輪や錦織圭選手のニュースもありましたが、やはりサッカーです。放映権料が大会ごとに上昇しており、そろそろ民放とNHKで放映権料を払うことに限界がきています。今回はなんとか頑張って各局がお金を出したものの、残念な結果に終わったので、これは次回のW杯中継にも影響を出すかもしれません。そういう意味も含めて最大のニュースです」(スポーツ番組を担当するディレクター)

 各局がFIFAに支払った放映権料は400億円とも言われるため、たしかに安い買い物ではない。ここは次回の奮起に期待したい。

 このように各分野から様々なニュースが名乗りをあげたが、『2014年最大のニュース』として、最も多く関係者が挙げたのは例の番組の最終回だった。

「『笑っていいとも』の最終回です。あの画面を見て涙したテレビマンは多いはずです」(バラエティ番組制作スタッフ)

 今年の3月31日、31年半の歴史に幕を閉じた『森田一義アワー 笑っていいとも!』の最終回。これを今年最大のニュースに挙げるテレビ関係者が数多くいた。

「あの日ほど、テレビに関わる仕事をしていてよかったと思ったことはありません。幼い頃から見ていたテレビスターがズラリと並んだわけですから、あの光景は忘れられませんよ。最近のテレビには元気がないからこそ、古き良き時代を見せられたような気がして、涙が出てきました」(テレビ制作会社幹部)

 たしかに、森田一義、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、ナインティナイン、爆笑問題といった豪華な顔ぶれは誰が見ても衝撃的であり、筆者自身もテレビの前で興奮したのを覚えている。

 こうした声はバラエティ現場の関係者から多く挙がったものの、報道やスポーツ分野からも同じ意見があった。

「あれだけの人がひとつの画面に映ったんです。歴史的な瞬間ですからニュースにしてもいいと思いましたよ」(報道番組スタッフ)
「あの方々を撮影できたカメラマンは幸せ者です。もう二度とないのでしょうが、本当に羨ましいです」(テレビカメラマン)
「まさしくお笑い界のオールスターですから、あれで興奮しないんほうがおかしいですよ」(スポーツ番組関係者)

 各ジャンルのスタッフも唸るほどの豪華共演が実現した『いいとも』の最終回。これまで犬猿の仲とされてきた方々の共演もあったが、やはり二度と共演はないのであろうか。

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