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山本 睦徳

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知床硫黄山

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硫黄

■硫黄が川を埋め尽くす山「知床硫黄山」

 何はともあれこの驚愕の写真1をご覧あれ! 川が硫黄で埋め尽くされている。

shiretoko1.jpg
画像は、1936年のカムイワッカ湯の滝

 実はこれ、世界遺産になっている知床のカムイワッカ川だ。4人が歩いているあたりは、ちょうどあの有名な知床の名所「カムイワッカ湯の滝」だ。川全体が温泉になっていて、私もあの滝壺で入浴したことがある。1936年当時、あそこはものすごい量の黄色い硫黄で埋めつくされていたのだ。

 このカムイワッカ川が流れる知床硫黄山はドロドロに融けた茶色い溶融硫黄を大量に噴出するナゾの火山だ。最後に噴火したのは1936年のことで、20万トンもの大量の溶融硫黄が「1号火口」から湧き出し、近くを流れるカムイワッカ川に流れ込んだ。

shiretoko1-2.JPG
現在の様子 上の1936年の場所と同じ場所で撮影したもの

 知床硫黄山は、屈斜路湖の硫黄山「アトサヌプリ」に比べるとあまり有名ではないし、登山家の間でもあまり人気がない。ところが、はるか宇宙のかなた木星の衛星「イオ」にも、溶融硫黄を噴出する火山がボイジャーによって発見されたことで、知床硫黄山は「衛星イオの火山研究に役立つとして」NASAが注目しているすごい火山なのだ。しかし、「知床硫黄山」の周辺は人が住んでいないため、火山が噴火しても人的被害が出ない。そのため、日本では注目されることがなく、メディアで報じられることもないのだ。では、その「知床硫黄山」はどのような場所なのか、みていこう。

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