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画像は、CGP Grey 2006-08-20 - Road Trip - Day 29 - United States - Arizona - The Thing - Torture - Woman


■アルカイダのメンバーに対するCIAの拷問発覚

 12月9日、アメリカの上院情報特別委員会は、中央情報局(CIA)が、同時多発テロ以降、対テロ戦争におけるテロ容疑者に対して拷問が行われていたという報告書を提出した。これに対し、CIAはテロ容疑者から、有用な情報を聞き出すため“尋問”と回答。しかしその実態は紛れもない“拷問”であり、世界中に衝撃を与えている。


■拷問方法

 報告書で紹介された主な拷問方法は以下の通りである。

・水責め

 ウォーターボーディング(waterboarding)と呼ばれる、ヨーロッパで中世から行われていた古典的な拷問方法だ。身体を縛りつけるなどして固定した上、頭に布袋を被せて、その頭部に水を浴びせる。布を通して口や鼻から水が入ってくるために、拷問の被験者は水を浴び続ければ溺死してしまう。しかし死ぬ寸前で袋を取るなどして、拷問被験者が死なないようにコントロールする。

 他の拷問手段に比べ、拷問被験者に“死の恐怖”を与えやすいということ理由から、欧米諸国では古来からよく用いられている拷問方法である。なおアメリカ政府は、身体に怪我を負わせないことから、ウォーターボーディングは拷問ではなく“強度の尋問”であるという見解を持っている。

・断眠法

 発祥は中国とも、ナチスドイツとも言われるが、この拷問方法は昭和期まで日本の警察でも、容疑者を自白させる方法として採用していた手口だ。とにかく拷問被験者を眠らせないのである。連続して尋問を続けたり、耳元で電気ドリルなどの大きな音を立てるなどして、拷問被験者が眠ることを防ぐ。

 個人差はあるが、数日間も眠れない状況が続くと、脳が正常に働かなくなり、幻覚を見るようになる。また、一週間以上断眠法の拷問を受けると大抵の人は発狂すると言われている。CIAでは、「180時間(7.5日)までは眠らせなくても問題はない」という偏った研究報告を根拠に行われていた。

・恥辱責め

 人間の尊厳を奪う拷問である。今回テロ容疑者の多くは尋問を受けていない時には全裸で監禁され、尋問時にもタオルを1枚与えられるだけだった。また、食事の変わりに栄養剤を肛門から注入されたり…と、人間としての扱いを受けていない。実際の尋問(拷問)以外にも、非人間的な扱いをしてプライドを傷つけることで、拷問被験者の意思を挫くのである。


■ナチスドイツの拷問

 報告書ではこの他にも、棺おけのような小さな箱に閉じ込めたり、家族に対して危害を加えると脅したり、肉体的・精神的な拷問を加えたことが報告されている。そもそも、CIAの前身であるOSS(Office of Strategic Services:戦略諜報局)は、第二次世界大戦の終わりに陥落したベルリンから、ナチスドイツが戦時中に開発した様々な技術を接収した。

 アメリカがナチスドイツから接収した技術は、ロケットに関する技術(主にソフト、ハードはソ連が接収した)が有名だが、ナチスの開発したマインドコントロールをはじめとした拷問技術のノウハウはOSSに、そして現在のCIAに受け継がれているのである。


■拷問で情報は得られない?

 報告書では、このような拷問によってテロ容疑者から得られた情報は、必ずしも有用なモノではなかったとしている。むしろ虚偽の自白が多く、誤った情報にアメリカ軍は振り回されていたことがわかっている。ちなみに、CIAの行った拷問はアメリカ国内ではない海外の米軍施設、通称「ブラック・サイト」で行われた。

 ここで行われた数々の拷問は、単にテロ容疑者から情報を引き出す手段ではなく、9・11で多くの同胞を奪われたアメリカ人の“うさ晴らし”だったのではないだろうか?
(文=ごとうさとき)

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