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※イメージ画像:Thinkstockより

 2012年、映画『血と骨』や『クライマーズ・ハイ』などを手がけた映画プロデューサーが、「映画のクレジットに名前を入れる」などと持ちかけ、多額の現金を借り入れていたことが報じられた。

 件のプロデューサーは、映画には大物芸能人のオファーが決まっているなどの具体名も上げつつ、さまざまな人物から出資を募ったそうだ。ある人物には「大成功したシリーズなので、確実に投資額の5倍になる」と偽り、約3千万円だまし取ったこともあったという。だが、作品のほとんどは収録すらも行われることなく、またクランクアップは終えたものの公開がされないという事態が相次いでいた。

「このような手口は、芸能界で昔から存在しています。このプロデューサー以外にも、“大物女性芸能人が出演し、さらに濡れ場がある映画の企画がある”、などという謳い文句でお金を引き出そうと画策していた人物もいたようです。あるとき、その名前を使われた芸能人の耳にも入ったのですが、まさに寝耳に水で、事務所は大慌てで確認していましたよ。結局、出演オファーすらなかったようです」(業界関係者)

 人の心の間隙を突き、金銭をせしめようとする者は後を絶たない。先日、14年に発生した、振り込め詐欺など「特殊詐欺」の被害額が、約559億4千万円に上り、史上最高被害額を更新したと警視庁が発表している。人心を弄ぶかような手口は年々巧妙化しているが、芸能界に関する詐欺もさまざまな形があると芸能記者が話してくれた。

「最近、『契約で揉めた“とある音楽ユニット”が復活、という記事がどこかの媒体に載る』、とウワサになったんだ。そのグループは人気絶頂期に様々な事情で活動ができなくなっていたんだけど、それが再結成するとなれば、スクープは間違いない。だから、裏を取ろうと関係者に聞いて回ったんだけど、まったく話の全貌が見えてこなくてね。結局、そのグループの再結成という話をダシに、その後の活動を支援するなんて名目のもと、資金を引っ張ろうと画策した人物が流したガセネタだったようだ。媒体に載ると話の信憑性が増すから、関係者を騙そうとしたみたいだね」(芸能記者)

 このように二重三重に仕込もうと画策した一件もあれば、あっという間にウソがバレた事案もあるという。

「引退してしまった有名タレントAのタニマチを名乗る人物が、『お金さえ用意してもらえれば、彼をアナタの媒体に登場させます』と、写真を片手に関係者たちに吹聴していたことがありました。Aは、引退後も所属していた事務所とつながっていたため、確認したところ全くのデタラメだとすぐに判明しましたよ。その人物はAに一度会ったくらいの仲で、親密でもなかったようです。当時は、この話に乗る人間がいるとは思えませんでしたね(苦笑)」(スポーツ誌記者)

 おいしい話には、裏がある。きらびやかな表舞台を夢見る人間が目指し、ある種浮世離れしている感もある芸能界だが、裏側に潜む闇は一般社会とそう変わりはないようだ。
(文=利賀高次)

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コメント

1:匿名2015年2月 9日 22:06 | 返信

この記事中の以下の文の文末は、「スクープは間違いない」が正しいのでは?

そのグループは人気絶頂期に様々な事情で活動ができなくなっていたんだけど、それが再結成するとなれば、スクープは間違い。

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