>  >  > 両脚が結合する「人魚症候群」の少女

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
関連キーワード:

ペルー

,

人魚

,

奇形

,

奇病

,

手術

 世界には、想像を絶する症状を見せる様々な奇病が存在する。トカナも「全身の毛穴からツメが生える女性」や「手が巨大化する少年」をはじめ、信じられないような病状に苦しむ人々の話題を繰り返しお伝えしてきた。奇病の患者たちは、他に患者がいないことによる不安や孤独、そして無知に基づく偏見や不利益に日々苛まれており、まずは世間が彼らを「知る」ことこそが、少しでも現状を好転させるための契機になるとの思いがそこにある。

sirenomelia_5.jpg
画像は「The Daily Mail」より

 さて今回は、「人魚症候群」(または「シレノメリア」)と呼ばれる先天性の奇形を抱えて生まれてきた女の子の話題についてお届けしよう。米国ノースカロライナ州では今月「人魚大会」なる催しが行われて注目を集めたようだが、その参加者たちとは異なり、自ら望まずして下肢部が結合した状態で生まれてきてしまう子どもがいるのだ。


sirenomelia_4.jpg
画像は「Oddity Central」より

■「人魚症候群」とは?

「人魚症候群」とは、その名が示す通り、新生児の下肢部がまるで人魚のように(踵から股にかけて)完全に結合した状態で誕生してくる奇形だ。発症率は10万人に1人ともいわれ、多くの場合は肝臓や腎臓の障がいを併発するなどして、生後まもなく命を落としてしまう。このような奇形が生じる原因について完全に解明されているわけではないが、2006年の研究では、「レチノイン酸」の量が胚(胎児になる前の個体)に影響を与えている可能性が示唆された。

 両脚の分離手術が成功し、患者がその後も生存するに至ったケースは皆無に等しく、これまでに世界で2例が報告されているのみである。そのうちの1人は、米国フロリダ州出身のティファニー・ヨークスさん(現在26歳)。そしてもう1人が、南米ペルーに暮らすミラグロス・ケロンちゃんだ。

関連キーワード

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?