>  > 障害者のための募金活動に賛否両論!

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 障害者とその周辺で巻き起こる議論については、以前からトカナのいくつかの記事で取り上げてきた。健常者に比べてはるかに弱い彼らを巻き込む無常な事件や事故などを報道などで知って同情したとしても、彼らがその事故あるいは事件で負った深い傷も、またそれ以前までに常々感じていたことも、健常者にはすべてを理解することはできないだろう――。ただ、今回取り上げる一連のトピックについては、単に「かわいそう」で済む話でもなさそうだ。


■脆弱な体の老人を襲った強盗による卑劣な犯行

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アラン・バーンズさん(左)とケイティ・カトラーさん(右) 画像は「YouTube」より

 先月下旬、イギリスに住む67歳の男性が自宅前で強盗に襲われ、鎖骨などを折る重傷を負ったというニュースが飛び込んできた。残酷で非情ではあるものの一見どこにでもあるように思えるこの事件の最大のカギは、襲われた老人が身体障害者であるという点だ。

 アラン・バーンズさん(67歳)は、彼の母親が妊娠中に風疹に感染したことで視覚と身体の成長に障害をわずらって生まれ、現在でも体重わずか38kgほどしかないという身体障害者だ。これまで数学について探求し続けるほか、地元のメソジスト教会に熱心に通う敬虔な教徒であり、現在は年金受給者として静かに暮らしていた1人だった。そんなバーンズ氏の生活が一変したのが、強盗に襲われた夜のことだった。

 とある日曜の夜、いつものように家の前のゴミ置き場へビン類を出そうとしていたところを強盗に襲われた彼は、地面に乱暴に押し倒された際自身の鎖骨を強打。隣人の協力により病院で手当てを受けるも、鎖骨を骨折するという大ケガを負ってしまった。


■「恐ろしくて家に帰れない」バーンズ氏のための基金に大金が寄せられる

 この事件にバーンズ氏はとても怯え、家に戻ることどころか近づくことさえも恐ろしいと取材で語っている。そんなバーンズ氏を心配する彼の家族は、彼の移動や宿泊のために支援を開始したのだが、容疑者の捜索や暫定的な宿泊先のための支援が自分たちだけでは賄えない事態にも直面していた。しかし、かねてからのバーンズ氏の地元での評判のよさが功を奏し、地元の美容師であるケイティ・カトラーさんによって基金が設立された。するとその基金には、開始わずか4日間でなんと28万1,000ポンド、日本円にしておよそ5,200万円もの大金が集まったのだ。

 今回議論されているのは、まさにこの不慮の事件によって被害者となったバーンズ氏に集まった、思ってもみないほどの大金についてである。

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