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 道交法上の問題もあり日本ではあまり普及していないセグウェイだが、どうやら時代のほうはどんどん先へと進んでいるようだ。なんと“空飛ぶセグウェイ”が登場する日が近いというのだ。


■世界で最もスマートな有人飛行機を目指す

 ラトビアを拠点に活動するエルビス・ストラフェニクス氏は、クラウドファンディング「Indiegogo」で世界で最もスマートな有人飛行機の開発プロジェクトを発表した。その名も「AirBoard」だ。

 紹介動画にはこの「AirBoard」のスペック、機能、特徴などが詳細に綴られている。全長は180cm、大きな4機の電動ファンで空中に浮上する仕組みだ。安全性に配慮してファンは金網状のもので覆われている。

 ステアリング操作もセグウェイと同じだ。曲がりたい方向へ身体を傾けて進路を変更する。基本的には地上から1.5m以上は浮上しないようになっており(安全モード時)、内臓のセンサーが進路上の障害物を検知して衝突を防ぐ機能も備えられているという。試作機は荷物を含めて100kgまでの人しか乗れないが、来年に完成される機体の最大積載重量は120kgまで可能になるということだ。

 ストラフェニクス氏はこの「AirBoard」をより手軽に利用してもらうために、折り畳めるように設計している。収納に便利であるばかりでなく、車に積んで簡単に持ち運びあらゆるシーンで積極的に活用してもらうことも念頭に置いているという。

「AirBoard」紹介動画 動画は「YouTube」より

●「AirBoard」の仕様

・使用時のサイズ
全長:180cm
高さ:150cm
・折り畳み時のサイズ
全長:80cm
高さ:110cm 
最大積載重量:120kg(試作機は100kg)
発売日:2016年発売予定
価格:約154万8,000円(13,000ドル、8,485ポンド)


■極端な自然環境下でこそ重宝するものに

airboard1.JPG
スマホなどがハンドルバーにマウント可能 画像は「YouTube」より

 スマホやタブレット端末との連携も十分に考えられており、専用のアプリも用意されているという。アプリはバッテリー残量、速度、コンパス、高度を表示して機体を管理し、ハンドルバーにスマホやタブレットを固定することができる。またアプリを使ってこの「AirBoard」を無人機として遠隔操作することも可能であると解説している。

「AirBoard」本体にはインテルプロセッサによる制御システムが組み込まれているという。盗難を防止するアラーム機能も盛り込まれている他に、GPSとジャイロスコープを搭載して安全な飛行を可能にしているということだ。機体の特徴としては冷却のためにサーマルコア・システム(thermal core system)を導入し、飛行中の空気の流れを利用して部品の冷却効率を高めているという。

Daily Mail」の記事によれば、ストラフェニクス氏はこの「AirBoard」は極端な自然環境下、例えば雪原や砂漠、水面などでこそ重宝するものになると述べている。また、軍事、救急救命、レスキューの現場や、各種の写真(&映像)撮影にも活用できるとアピールしている。単なる移動手段以上の使い方ができるようだ。

 現在、開発資金を募っている「AirBoard」だが出資した金額によってオリジナルのステッカーやマグカップ、Tシャツなどの特典が揃えられていてなかなか食指を誘うものになっている。250ドル(約3万円)を出資すれば、製品購入時に15%の割り引きを受けられるということだ。気になった向きはチェックしてみてはいかがだろうか。
(文=仲田しんじ)

「The Segway of Airplanes」 動画は「YouTube」より

参考:「Daily Mail」、「Technabob」、「Indiegogo」ほか

コメント

1:匿名2015年2月27日 21:15 | 返信

これならセグウェイ社長も落ちずに済んだのに……

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