>  > 【日本怪事件】現役教師による教え子殺人

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント2
関連キーワード:

日本怪事件

,

深笛義也

0331artmodel_main.jpg
※イメージ画像:Thinkstockより

――日本で実際に起きたショッキングな事件、オカルト事件、B級事件、未解決事件など、前代未聞の【怪事件】を隔週で紹介する…!

【今回の事件 現役教師による教え子殺人】

 その教師、久世繁仁は、裸足で登校、ローラースケートを履いて授業、自転車に乗り廊下を走るなど一風変わった人物だった。しかし彼の出身を聞けば、それも得心がいく。日本大学芸術学部には、そんな学生もたくさんいたからだ。

 だが、彼の人物像をさらに聞けば、らしからぬ面も浮かび上がってくる。自家用車には、高級外車のベンツ、アウディ、ワーゲンが並び、また左手にはローレックスの腕時計、右手には金のブレスレットを付け、さらに服は全部、ブランド物だった。授業中やにわに財布から30万円ほどを取り出して、見せびらかしたこともあったという。

 久世が岐阜県立郡上北高校に赴任してきたのは、事件から7年前の1979年。小京都として親しまれている郡上八幡から、長良川沿いの山間に入ったところにある学校にやってきた。現在は合併されて郡上市となったが、当時は白鳥町だった。2004年の合併時の人口は、1万3千人足らず。事件当時と変わっていないが、過疎化が進みつつある。

 都会では笑われるだろう久世の行動に対し、テレビでしか都会を知らない純朴な生徒たちが、「これが都会の男だ!」と色めいたとしても誰にも責めることはできない。また久世が、美術室にスヌーピーのぬいぐるみを並べていた、ということもあり女子生徒の中には彼に好感を抱く者もいた。

■トレンディ教師の毒牙にかかる生徒

 久世の犯行の被害者である鷲見敬子さんもその1人だった。彼女は、久世が赴任してきた1979年に郡上北高校に入学。親は食堂を経営。中学からバレーボールを続け、明るく健康的で美人と評判だった。しかしいつしか敬子さんは久世の虜になり、妻子のある彼と男女の仲になってしまう。ちなみに久世の妻は、エステティックサロンを経営していた。

 敬子さんは卒業後の1982年、久世の紹介で名古屋のファッションモデルクラブに就職。だが8カ月ほどで辞め、化粧品会社に勤めつつメーキャップアーチストとして勤務。しかし、ここも1年ほどで辞める。そして久世の紹介で入ったのが、岐阜・金津園のソープランド「K」であった。

 久世がどのような手段で、敬子さんを騙したのか当人しか知り得ない。結婚の約束もちらつかされていたようだが、それだけで女性がソープランドに身を落とすものだろうか。ともあれ、敬子さんは、久世に全幅の信頼を置いていた。

「金を貯めてほしい」

 敬子さんは久世にそう頼み、その日の接客数などのメモとともに収入すべてを彼に渡した。

 敬子さんは1日に8人も客を取り、同僚から「銀行屋さん」と冷やかされるほど倹約家であったため、金は貯まるはずだった。実際に2年で2千万円ほどを稼いだという。しかし、久世は新しい車を買い、他の女に貢ぐなどし、彼女の金を右から左へと流すかのように使い込んだ。

 敬子さんとの一件で久世は、女は金になる、という悪しき教訓を得る。

関連キーワード

コメント

2:匿名2015年10月 2日 19:53 | 返信

犯人は、元同級生の父親でした。
私はまだ当時中学一年生でしたが、
その子の父親が殺人犯だったことが衝撃的でした。
30年近く経とうとしていますが、
ふと、この事件を思いだし、調べてみました。その当時は詳細までしりませんでしたが、まったくの父親失格ですね。
事件後発覚後に学校を去っていった、同級生が今どうしているのか気になります。

1:匿名2015年10月 2日 19:50 | 返信

犯人は、元同級生の父親でした。
私はまだ当時中学一年生でしたが、
その子の父親が殺人犯だったことが衝撃的でした。
30年近く経とうとしていますが、
ふと、この事件を思いだし、調べてみました。
事件後発覚後に学校を去っていった、同級生が今どうしているのか気になります。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。