>  >  > 天才テリー伊藤が語る“偉人の法則”!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
0427kick_01.jpg

 天才テレビ演出家として「ねるとん紅鯨団」「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」など数多くのヒット番組を手がけてきたタレントのテリー伊藤氏が、新作エッセイ『長嶋茂雄を思うと涙が出てくるのはなぜだろう』(ポプラ社)を出版した。

 このニュースにいち早く反応したのが、サイキック芸人・キックだ。大の野球好きで、今年の正月には落合記念館にまで足を運んでご利益を受けようとしたキックは長嶋氏についてこう断言する。「野球の神・長嶋さんは、人間の領域に生きている人ではない!」。今回は、その真相を探るべく、テリー氏にインタビューを敢行した!

キック 突然ですが、ボク、長嶋さんを夢で見たことがあるんです。「なんで長嶋さんの夢を見るんだろう」って思っていたその3日後ぐらいに、僕のマンションのエレベーターの目の前に長嶋さん立っていたことがあるんです。

テリー なんで(笑)?

キック その頃、たまたま僕の家の近くに用があったようなんですけど…。それからというもの、長嶋さんが僕のマンション付近に来る前夜に、彼が夢に出てくるようになったんです。しかも、長嶋さんが近くに来ている日は「マンション全体が明るい」感じがするので、起きた瞬間に「来てる」とわかるんです。雨の日だろうと、関係ありません。「今日、近くに来ているな」とわかるんです。

テリー キックさん、すごいね。そういう人(来ているのがわかる人)って何人もいるんですか?

キック いや、いないです。長嶋さんは本当にオーラが普通の人と違っていて、遠くからでもわかるくらい光っている。実は、テリーさんのこの本読んでいたら「長嶋さんが寄ってくる」という現象も起きたんですよ。昨日神保町でたまたま見つけた本を開いたら、長嶋さんのエピソードが載っていたり、マックにいたら隣で「ミスター」という声が聞こえてきたり…。

テリー ふ~ん……。すごいね。そんなことできるんだ。事務所はどこなの?

キック ホリプロコムです。以前、ムエタイの格好して朝のラジカルで出演してもご挨拶させていただきましたけど。

テリー !! ああッ!!! そうでしたね。


■長嶋氏の特殊能力/もしも待ち合わせに…

0428teli_ama.jpg
※画像:『長嶋茂雄を思うと、涙が出てくるのはなぜだろう』(ポプラ新書)

キック テリーさんの著書の中にも、長嶋さんの特殊能力に関するエピソードが書かれていました。2時間ミステリードラマの最初の5分を見ただけで「わかった!」と言ってスイッチを消す話や、とんでもない予言をズバズバ当てたとか、記憶力が異常によいとか…。その特殊能力についてもう少し知りたいのです! 長嶋さんにはなぜ、そういった能力があったのでしょうか?

テリー 多分、世の中をナナメに見ないというところじゃないですか? オレなんかも演出家出身なんで、世の中をナナメに見たり、ものを“引いたサイズ”で見たりしているけど、テレビの業界人なんてみんなそうで、あまり健康的な生き方をしてないんですよ。でも、動物って世の中をナナメに見ないじゃないですか。長嶋さんもそうだった。

 たとえば、デートの待ち合わせです。相手が遅れて来た場合、向こうが来るまで待ち合わせの場所から動かない人がほとんどじゃないですか。でも動物は、相手が来たら歩み寄るんですよね。それに対して人間は「私の方が待ってるんだから、あんたが来なさいよ」って言って動かない。人間は「待ち進む」ってことがないんですよ。比べて長嶋さんには「待ち進む」があったね。

キック:たしかに、長嶋さんには“入っていく感じ”がありますよね。スピードの早さというか。エネルギー的な面で、特殊な面はありましたか?

テリー:何でこの人、この年になってもこんなにケロっとしているんだろうって思ったことはありますね。芸能界にいる人って“虎視眈々”と狙っている人が多いじゃないですか。でも虎視眈々と狙ってなんかいなくて、ケロッとしてるの。

キック:究極の自然体っていう。

テリー:そう。もちろん、狙っている面もあるんだろうけど、それをこちらに感じさせない凄さがある。今の日本人にとって…というより、僕自身にとってもそれが1番大切なものだと感じるんですよね。

キック:そういう長嶋さんの野性的であり自然体でもある姿を伝えたくて、この本を書かれたんですか?

テリー:今はミスターの凄さを知らない世代が多いですよね。ユニフォームを脱いでからは「面白い」とかそういうイメージになっちゃった。でもミスターって実はとんでもないスポーツマンで野性的だったんだよ。今はどんどんバラエティ化しちゃって、それもいいんだけれども、本質は、動物のような勘をもつ獣のスポーツマンなんだよって言いたかったんですね。


■才能がある人とない人

0427kick_02.jpg
インタビュー前、緊張をほぐすため瞑想を行うキック

キック:勘といえば「長嶋さんの人を見る目」の凄さがわかるエピソードを知っています。まだ、千代大海が無名の少年時代、長嶋さんは彼を空港で見つけるなり歩み寄り、「君には力がある」と声をかけたらしいんですよ。その後、千代大海は有名になりましたよね。そしたら長嶋さんは「オレにはそういう人の力を見分ける力がある」と言ったそうですよね。テリーさんも、今までたくさんの方を見てきたと思いますが、“持ってる人”って一瞬でわかるものなのですか?

テリー わかる人もいますね。あとから…ということもあるけど。

キック あとからグーッとくる人もいるってことですか?

テリー 自分的にはまったく受け付けないけれども、人気が出るっていう場合もある。オレはホルモン鍋とか一切受け付けないんだけど、でも、女の人は好きじゃない? そういうこと。もっと言うと、自分のそばにいてほしい人と、この人だけには近寄ってほしくなとか、引っ越してほしくないって思う人がいるでしょ。でも、それって、どちらも人気があるのよ。テレビは残酷なメディアだから、キワモノだったらキワモノなほどいいじゃん。だから、自分的には全然ダメなんだけれども、この人は人気出るかもなっていうのはある。そういうのもあって、長嶋さんのピュアさに惹かれたという面は、ありますね。

キック ちょっと…、どうしても聞きたいのですが…、パッと見た感じ、ぼくはテリーさんの中に何かひっかかるものとかありますか?

テリー うん。あります。

キック えっ!! ほんとですか?

テリー 邁進してればいいよ。今さ、勝利の方程式って増えてるでしょ? 料理がものすごくうまい人も人気出るけども、ものすごく料理オンチな人だって人気が出るチャンスがあるじゃない。だから、もうわからないんだよね。昔は、メディアに出ていけるチャンスの基準って1つか2つしかなかったけど、今は10個も20個もある。

 だから、みんなにウケようっていう感覚じゃなくて、1億人のうちの100万人にウケればいいなーというくらいの感覚でやったほうがいい。それって大きな違いだよ?

キック 常に迷いがある自分でしたが、何か開けた気がします。ありがとうございます。

関連キーワード

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。