>  >  > うつ病を患った芸能人の壮絶な闘病生活

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Wうつ ~うつが、ふたりを本当の夫婦にした。」(廣済堂出版)

 先月22日、俳優の萩原流行がバイク運転中の事故で亡くなった。東京都杉並区内の青梅街道を大型バイクで走行中、車線変更した警察車両と接触したのが原因とみられている。

 萩原は、13年から乗用車・バイクを運転中に4度の事故を起こしており、92年ごろから患っていたうつ病の影響ではないかと指摘されている。萩原亡き後、事故との因果関係について知る由もないが、並大抵ではないプレッシャーの中、芸能界ではうつ病を患う人々が多いとされる。

 うつ病と戦いながら活動を続けた、芸能人を紹介したいと思う。

■丸岡いずみ

 現在はタレントとしての活動が多い丸岡いずみ。かつては“奇跡の38歳”と呼ばれた美貌の持ち主で人気の報道キャスターだった。しかし11年、体調不良を理由に突如として『news every.』(日本テレビ系)の降板を宣言。原因はうつ病だった。

 入院治療に専念したことでうつ病を克服し、13年、芸能界に復帰した丸岡は『ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演し、自身のうつ病体験についてこう語っている。東日本大震災の直後から被災地に入り惨状を伝えている時に、数々の悲惨な現場を目撃した。そのしばらく後、頭に発疹ができるなどの症状が現れ始め、次第に原稿に書かれた簡単な漢字にもふりがなを振らなければ読めなくなった。

 さらに症状は悪化し、「人の不幸を報道してきた報いだ」という思い込みや、「母親からヒ素を盛られている」という被害妄想に悩まされたという。

■長嶋一茂

 元プロ野球選手でタレント・スポーツキャスターの長嶋一茂もうつ病と戦ってきたひとりだ。長嶋の父は“ミスタージャイアンツ”こと長嶋茂雄。日本プロ野球の歴史に燦然と輝くスーパースターだ。

 父の背中を追ってプロ野球選手への道に進んだ長嶋だったが、思うように成績を残せなかった。しかし、世間の目は厳しい。スターである父親との容赦ない比較をやめない。

 そうしたストレスの中、ついにはめまいや過呼吸の発作を起こすようになり、医師からパニック障害と診断される。その後、野球選手としての道はあきらめ、タレントとして再出発するも、症状は治まらず、08年にはうつ病を併発。ロケ現場の千葉へ向かう車内では、何度も「このまま死んでしまいたい」と考えたというから深刻だ。10年以上も症状に悩まされ続けたが、食事を1日1食にするなど生活習慣を見直すことでパニック障害とうつ病を克服。その体験については『乗るのが怖い―私のパニック障害克服法』(幻冬舎)として出版された。

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