ついに伝説の魚「毛皮マス」が釣れた? 全身を真っ白な毛で覆われた不思議な姿!!
日本同様、世界各国にはそれぞれの都市伝説が存在する。そして、米国で囁かれる都市伝説のひとつに、「全身がフサフサの毛で覆われた『毛皮マス(Fur-bearing trout)』が存在する」というものがあるのだが、今までその姿は剥製で確認することしかできなかった。ところが、ついに「毛皮マス」が釣れたという驚愕の話題が飛び込んできた!
頭と尾ビレを除き、真っ白な毛がびっしりと生えた不思議な魚――。これを釣り上げたのは、ウィスコンシン州ミルウォーキーの中心部からほど近い、メノモニー川でマス釣りをしていた大工、ジョージ・ウェーバーさん(41)だ。写真を見た人々の間では、現在さまざまな憶測が飛び交っているが、それらをまとめると以下のように分類される。
・ まさに、伝説の魚「毛皮マス」であるとする意見
・ ひどい「水カビ病」にかかったマスであるとする意見
・ 写真はフェイク(作りもの)であるとする意見
なお、ウェーバーさん自身は「地元の野生生物局に連絡をしましたよ。すると、世にも珍しい『毛皮マス』のことに触れた上で、重篤化した『水カビ病』についても説明してくれました」「本物の『毛皮マス』を釣り上げることができて興奮しています」と語っているようだ。
ちなみに「毛皮マス」の噂は、米国において1930年前後から広まった“歴史ある”都市伝説だ。寒さに対応するため、独自の進化を遂げたマスの姿であるとされている。過去、Ross C. Jobeという人物がマスにウサギの毛皮を貼り付けて「毛皮マス」の剥製を作っていたことが判明し、一気にその信憑性は薄れてしまったが、それでも人知れず生息しているはずだと考える人々もいる。
果たして、ウェーバーさんが釣った魚は、本当に「毛皮マス」だったのか? どちらにせよ、現在も「毛皮マス」に胸をときめかせるアメリカ人がいるということだけは確かなようだ。
(編集部)
参考:「WISN」、「UNEXPLAINED MYSTERIES」、ほか
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